【検証結果】トライオートFXは資産運用に向いていない3つの理由


私自身、インヴァスト証券のトライオートFXを半年間運営して検証しました。

検証結果として、トライオートFXの自動売買は「資産運用」の観点で考えると「向いていない」という結論に至りました。

ということで、私自身2018年12月から運用していたトライオートFXですが、2019年6月1日をもってトライオートFXから撤退しました。

トライオートFXは、資産運用としては不向きですが「FXを体験してみたい」「お小遣いの範疇で楽しみたい」という方であれば、一度やってみてもいいかもしれません。

今回は、トライオートFXの仕組みについて簡単に解説すると共に、資産運用には不向きである3つの理由についてご紹介します。

トライオートFXとは

FXとはご存知の通り、外国為替証拠金取引(ドル/円など)のことですが、通常は人の手を介して売買をし、その差益による利益を享受することができます。

要はトライオートFXの中身はFXのことであり、インヴァスト証券が提供する自動売買FXです。

 

当ブログでは何度も記事にしていますが、改めてトライオートFXとはどういったものか、その仕組みについて簡単に解説をしたいと思います。

トライオートFXが自動売買とはいっても、近未来のAIのように、売買のタイミングをトライオートFXが自ら考えて実行することではありません。

 

かといって、何も難しい設定をする必要はありません。

トライオートFXは、最初の設定さえしてしまえば(初期設定のままでも大丈夫です)あとは、人の手を一切介することなく自動で売買の取り引きをしてくれます。

初期設定のままでも充分戦えますが、トライオートFXは巷で「自動売買FXの最終形態」と言われるように、かなり細かく数値を設定することが可能となっています。

〇〇まで来たら売り、〇〇まで来たら買い、といった感じで、かなり細かい設定できるので、そういったことが好きな方は、いろいろとチャレンジしてみてもいいかなと思います。

上の画像は、インヴァスト証券のHPにも掲載されている画像です。

これは「コアレンジャー」と言われる、トライオートFXの核となる自動売買システムです。

黄色箇所のコアレンジ帯では売り注文と買い注文を細かく行い、為替レートが上昇すれば売り注文、下降すれば買い注文が入るようになっています。

 

システムとしては非常に単純明快で、これを機械が自動的に行うわけです。

トライオートFXでは、「コアレンジャー」の他に、高金利通貨向きの「スワッパー」という自動売買システムもありますが、こちらはパフォーマンスも悪く、全く役に立たないので無視でいいです。

トライオートFXが資産運用に向かない理由

トライオートFXを半年間稼働させてみた結果、資産運用には向いていないことが分かりました。

続いては、トライオートFXが、資産運用の観点から見ると非常に不向きである3つの理由についてご紹介します。

 

参考までに、資金「20万円」」を「半年間」運営した結果は+4990円でした。

途中で私の完全な操作ミスですが、なぜかスワッパーを自分の意志とは関係なく起動させてしまい、ー14000円の損失を出してしまいました。

それを抜きにすれば、+19000円くらいになっていたので、お小遣いレベルには稼げたという結果になりました。


1.リスクが大きい

上の画像は、圧倒的なパフォーマンスで話題の豪ドル/NZドルの為替チャートです。

 

分かりやすく青線を引いてみましたが、豪ドル/NZドルの為替チャートは、私が引いた青線でレンジを形成しています。

下に引いた青線付近では「買い」注文が入り、上に引いた青線付近では「売り」注文が入ります。

 

どうして豪ドル/NZドルのコアレンジャーが、良いパフォーマンスを叩き出しているのかというと、長期間においてレンジ帯を形成しているからです。

つまりこの為替チャートが未来永劫、青線でレンジ帯を形成していれば、100%儲けることができます。

しかし未来永劫レンジを形成・・・なんてことはあるわけがありません。

それでは、豪ドル/NZドルの過去チャートも同じように長期間レンジを形成していたかどうか見てみます。

 

例えば、オレンジ丸で囲ってある部分の期間で、自動売買をしていたとすれば…大損していますよね。

更に、オレンジ丸の前の期間もレンジを形成しているとは言えず(上昇トレンドを描いていますね)、この期間に自動売買をしていれば負けているでしょう。

 

トライオートFXは、レンジを形成している時でしか有効ではなく、上昇、下降どちらかのトレンドを描いてしまえばとたんに脆さを見せてしまいます。

レンジをいつ外れるのかは誰にも分からず、損切やセーフティ機能を設定しておかないと、大きな損失を出してしまう可能性があります。

 

仮に大きく上昇したとすれば、「売り」注文は全て損切せざるを得なくなり、結果それは全て損失となります。

そうなれば、今まで積み重ねたプラスの資金を全て吐き出してしまうこともあり得ますよね。

2.資金力がないとお話にならない

トライオートFXを、私自身操作ミスなく運営していたとすれば、+19000円くらいになっていました。

ということは、平均すると1ヵ月+3200円程度で、資産運用として考えれば、20万円ポッチではお話になりません。

最低でも200万円くらいの資金を投入しないと、資産運用としての体はなさないでしょう。

 

資産運用の基本は「複利」であり、吐き出された資金を再投資していくことで資金は増え続けます。

しかし、トライオートFXの場合、自動売買とはいっても要は「プラスマイナスゼロ」の「ゼロサムゲーム」である「FX」なので、再投資し続けるのにはリスクが大きすぎます。

成長が見込める株式投資とは違い、豪ドル/NZドルが今後も同じようなレンジを形成するとは限らないからです。

遊び感覚でやる分にはいいですが、再投資をして資金を増やしていくにはリスクが大きすぎる、、、これではうまい具合に資産運用することはできないのは当然です。

3.そもそも成長性がない

上の項目でも少し触れましたが、トライオートFXはFXですので「ゼロサムゲーム」にあたります。

ゼロサムゲームとは、勝つ人がいれば同じ数だけ負ける人がいるわけで、全体で見ればプラスマイナスゼロになります。

勝つ側に入ればいいですが、将来的に必ず勝てるという保証はなく、それはギャンブルに近い。

 

一方株式投資の場合は、成長性のある企業に投資をすることで、投資をしている人全員が儲けることができます。

これはいわゆる「プラスサムゲーム」であり、全体で見れば(誰も損切をしていないと仮定すれば)誰も損をしていないことになります。

投資とは、成長性のあるものにお金を貸すことで、貸した側も将来的に利益を受け取ることができます。

 

FXは自動であろうが手動であろうが、FX自体はただの為替取引であり、企業のように成長することはありません。

それは投資とは言えないため、FX自体が資産運用に全く向いていないことが分かります。

 

今後もっと画期的な自動売買の仕組みを持ったFXが登場すれば、また検証してみてもいいかなと思います。

 

関連記事です。

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