【悲報】かんぽ生命の内部が闇金ウシジマくんと変わらない件


かんぽ生命保険が顧客に対して「新旧契約を6ヵ月にも渡り故意に2重契約させる」など、悪質な不正契約が多数発覚したことが、ニュースとして取り上げられていました。

かんぽ生命保険の顧客数は、現在2600万人ほどいますが、今回発覚した不正件数は9万3000件にのぼります。

しかし、今回取り上げられた9万件を超える不正件数ですら「氷山の一角」とも言われており、その詐欺行為とも言えるターゲットは主に高齢者たちです。

(記事作成中に、不正契約の件数は過去5年間で9万件どころか、18万3千件にのぼるというニュースが飛び込んできました)。

昔は、国民の味方であり、クリーンなイメージを持つ会社であったかんぽ生命保険ですが、今回なぜ、このような不正契約が横行してしまったのでしょうか。

その理由は、小泉政権時代に民営化された、かんぽ生命保険の内部体質にあります。

かんぽ生命保険とは

小泉政権時代の郵政民営化により、郵政グループとして「株式会社かんぽ生命保険」が誕生しました。

2015年のIPO時の公募価格は2200円でしたが、かつてはクリーンなイメージを持っていたそのネームバリューから、かんぽ生命の株価は一時4000円超えるまで上昇します。

しかしそのイメージやネームバリューだけで上昇した株価は、すぐに3000円を割り込んでしまいます。

その後は、鳴かず飛ばずの状態が続いていましたが、今回の不正契約の発覚が痛恨のダメージとなってしまい、今や見るも無残、、、その株価は奈落の底まで落ちそうな勢いです。

 

 

「保険にはなるべく入らない」、これは世界各国の常識でしたが、日本は全くの逆で、昔の日本人は特に保険が大好きでした。

その理由は、当時の日本の経済成長が凄まじかったからです。そのおかげで、給料はうなぎ上り、国民の生活はどんどん豊かになっていきました。

当時の日本は「一億総中流」と言われていた時代でもあり、お金持ちになった国民は、保険にかけるお金も有り余っていたのです。

そして今に至ってもなお、「保険に入るのは当たり前」「周りが入っているから」、、流されやすい国民性であるがため、そんな風潮が当たり前になってしまい、多くの人が保険をかけ持ちするようになりました。

 

やがて、時が経ち「貯蓄型保険」という保険のタイプが流行り出します(残念ながら、今も流行っています)。

貯金と保険が両方できるという名目の保険ですが「貯金と保険両方できてお得だ!」と勘違いした、多くの情弱な国民は「貯蓄型保険」に加入していきます。

 

そんなライバル的な金融商品が続々と登場する中、簡易保険しかないかんぽ生命保険は、どんな対策をしたのかというと…。

局員に厳しい「ノルマ」を作り、顧客から無理やり契約を取らせるような、体育会系の会社へと変貌していったのです。


闇金ウシジマくんばりの内部事情

作製したのは日本郵便四国支社。全国で唯一、6年連続で保険営業目標を突破したと伝え、「この伝統を次年度以降も続けていきましょう!」との支社長コメントも掲載された。(中略)

局員の家族とみられる人物が契約者になっているケースが少なくとも22件。営業実績としてカウントされた後に契約が取り消されていた事例も26件あった。これ以外の日にも妻名義で8件の保険を契約し、月額保険料が約40万円に上る局員もいたという。

実態は、カラ契約と自腹営業だった。

(引用元:西日本新聞)

契約を取れなければ、自腹で月40万円もの契約をさせられると言います。

月40万円とか、下手すれば、もらっている給料よりも多いかもしれない額の保険料を支払わされる…。

更に契約が取れない社員に対しては「おまえはクズだ!」「おい、給料泥棒」、、、あげくには「土下座せえ!!」と恫喝される始末。

かつてのかんぽ生命保険のイメージは「国民の味方」「クリーンな会社」でしたが、今の内部事情を知ってしまうと、グレーどころかブラックすぎます。

ここまでくると体育会系とは言えず、まるで〇〇〇です。

 

ご存知の方も多いと思いますが、闇金ウシジマくんという、闇金金融を題材にした有名な漫画があります。

今回のかんぽ生命保険の極悪な内部事情を知った時、私は思わず、闇金ウシジマくんを連想してしまいました。

獅子谷は闇金グループの社長です。主人公丑嶋率いるメンバーのおかげで、当月は契約数ナンバー1を取ることができたという展開です。

 

獅子谷「丑島!!柄崎!!加納!!お前らよく頑張った!!好きなだけ飲んでくれ!!」

海老名店長「なぜ私も地べたに正座なのですか?」

獅子谷「お前には地べたが似合うからだ、海老名」

獅子谷「お前の店舗が1位なのは丑嶋の力だ。お前自身は最下位の人間だろうが。聞く耳持たねえならもう一個の耳引きちぎってオードブルに混ぜちゃうよ?」

獅子谷「おい!丑嶋。お前はどんな女がタイプだ?」

 

契約が取れる優秀な社員は持ち上げまくり、褒美まで与え、契約が取れない社員はとことん追い詰め、あげくには耳まで引きちぎってしまう極悪っぷり。

ちなみに、闇金ウシジマくんは一応フィクション漫画ということになっていますが、作者はそのスジの方から念入りに取材しているため、ある意味ノンフィクション漫画とも言えます。

 

ダメな社員は、とことんまで追い詰める、、、かんぽ生命保険とクリソツですよね。

しかもそのターゲットの多くは、騙しやすい高齢者ですから。これは詐欺と言われても仕方がない。

まとめ

今回の不正契約は氷山の一角と言われていますから、まだまだいろいろと出てきそうな感じがします。

そもそも「保険に入って当たり前の時代」から、今は「余計な保険には入らない方がお得」ということが、ようやく世間でも認知されつつあり、今後保険会社は、ますます苦しい展開が続くでしょう。

とりあえず、かんぽ生命保険は内部体制から変えないことには、辿る道は「倒産」しかない感じがします。

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