怪しい投資話や詐欺から高齢者の資産を守る3つの対策


日本の総人口は、2010年頃をピークに減り続けています。

それに伴い、65歳以上のいわゆる高齢者の人口は、増加の一途を辿り、現在ではおよそ3割近くが高齢者となっています。

これからの日本は、「周りを見渡せば高齢者ばかり」という状況に進んでいくわけですが、高齢者が増加すればするほど、怪しい投資話を持ちかけて多額のお金を騙し取ったり、オレオレ詐欺などの詐欺行為を働いたり、という残念な事件が後を絶ちません。

私の母親も65歳を超えた高齢者ですが、地方の担当銀行員に手数料だけがやたらと高く、そのくせ全く儲からない投資信託を買わされた経緯があります。

私から見ればただのボッタクリ商品でしたが、一応は投資信託なので法的には詐欺ではありません。

しかしそれはたまたま運が良かっただけで、怪しい人間に怪しい投資話を持ちかけられていたとしたら、多額のお金を失っていたかもしれません。

そこで今回は、怪しい投資話やオレオレ詐欺などから、一人暮らしの高齢者を守る3つの対策についてご紹介します。

お金は失ってからでは遅いので、大事に至る前に対策をしましょう。

固定電話に対策する

まず、一人暮らしの高齢者宅でいの一番に対策をするべき箇所は、「固定電話」であると言われています。

 

私の知り合いの話ですが、5年ほど前に、その方の高齢になる父親が、急に「電話番号を変える」と言ったそうです。

その理由として、時折怪しげな電話がかかってくるからというものでした。

しかし電話番号を変えてしまえば、いちいち親戚や知り合い等に伝えないといけないこともあり、家族は反対したそうです。

それにもかかわらずその方の父親は、頑なに電話番号を変えたい意思を家族に貫いたため、結局番号を変更することにしました。

 

電話番号を変える手続きは超簡単で、費用も3000円程度しかかかりません。

しかも変更した電話番号は、電話帳にも掲載されないという利点もあり、電話番号を変更してからというもの、怪しい電話は一切かかってこなくなったそうです。

親戚や知り合いに電話番号を伝えるのが面倒だと思っていましたが、いざ変えてみると、番号を伝える親戚や知り合いなども限られており、全く面倒ではなかったとのことです。

 

そしてもう一つの固定電話対策が、「録音機能」を搭載した電話機に変えることです。

どこかの企業に電話をかけたときに、担当者に繋がる前に「この通話は録音されています。ご了承ください。」などのメッセージを聞いたことがあると思います。

この録音のメッセージは、仮に詐欺グループが電話をかけてきたとしても、このメッセージを聞いただけですぐに切ってしまうほど、強烈な詐欺防止効果があります。

 

最後の方法として、固定電話を一切なくしてしまう、というのもありですね。

今はスマホのLINEで無料通話できますし、固定電話の存在意義は昔に比べるとかなり薄れています。


定期的に連絡をとる

とある有名ブロガーから引用したお話です。

銀行員が一人暮らしの高齢者に、手数料の高い投資信託を販売するのは、銀行員曰く、

「高齢者の寂しさを埋めていることもあり、私たち銀行員が高い手数料を取るのは当然である。それに、定期的に連絡をしない家族が悪い」

というようなことを話してたそうです。

 

これではただ単に、投資商品の中身をよく理解できていない高齢者を「合法的に騙している」、とも取れるトンデモ理論ですが、確かに家族がいるにも関わらず、定期的に連絡を取っていないとすれば、家族にも原因は一理あるかもしれませんね。

 

私は1週間に1度、長くても2週間に1度は必ず母親に電話するようにしています。

特に話すことがなくても、何気ない世間話の中に、最近特に何か変わったことがないかをさりげなく聞くようにしています。

定期的に連絡を取ったり、定期的に訪問したりすることで、高齢者も安心しますし、見守る方としても安心ですからね。

銀行の貸金庫に保管する

銀行の貸金庫の存在は、意外にもあまり知られていません。

貸金庫とは、銀行にある巨大な金庫の一部を、企業や個人に貸し出して、お金を金庫に預けることができます。

その最大のメリットしては、「絶対的な安全性」にあります。

 

例えば貯金をしていて、銀行が破綻してしまった場合には全額戻ってこないこともありますが、貸金庫であれば預けたお金は100%返ってきます。

ちなみに貸金庫にはお金だけではなく、印鑑、金、ダイヤ、ネックレスなどの貴金属類も保管することができます。

保管手数料は、銀行や金庫の大きさなどによってマチマチですが、大体1~4万円くらいの間で収まります。

 

高齢である父親や母親が、変な投資詐欺などで全額失ってしまわないか心配、という方は、絶対になくしてはいけない大金を貸金庫に保管しておくというのも手でしょう。

貸金庫であれば、保管をした人間が同行しない限り、金庫に入っているお金を引き出すことは絶対にできません。

お金を通帳に入れておくだけでは、印鑑さえあれば降ろしてしまうことは可能ですが、貸金庫に保管しておけば、そのような心配も100%ありません。

 

ただし貸金庫を使用するのは、親本人がしっかり納得して同意しない限りは、やってはいけないことだと思います。

しかし、貸金庫といってもわざわざ現金を降ろしてから金庫に入れる必要はなく、通帳と印鑑のまま金庫に入れることができるので、ハードル自体はそれほど高くないのかなとも思います。

仮に高齢である親が、1億円くらいの資産を保有しているのであれば、半分の5千万円くらいは貸金庫に保管しておくというのはいいかもしれませんね。

まあ当たり前の話ですが、本人の同意は絶対ですけどね。

 

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