大塚家具(8186)の株価は上がる? 久美子社長が父と和解して復活できるか


業績不振で株価低迷が続く大塚家具ですが、最近のニュースで、大塚家具の支援をとりまとめている、ネット通販企業であるハイラインズの陳海波社長が、

「大塚家具の創業者である、父の大塚勝久氏と和解したらどうか」

と、現在の大塚家具の社長である久美子社長に提案をしたようです。

ハイラインズからの父との和解案について、久美子社長は前向きに検討するようです。

果たして大塚家具は、かつての創業者である父と和解し、復興することができるのでしょうか。

今回は、大塚家具について記事にしています。

大塚家具の歴史

 

大塚家具の久美子社長と、大塚家具の創業者であり久美子社長の父である、大塚勝久氏とのお家騒動に関しては多くの週刊誌にも取り上げられたので、ご存知の方も多いでしょう。

大塚家具における 「父子のお家騒動」について簡単におさらいしてみます。

2009年に大塚家具の社長に就任した久美子氏は、父が今まで築き上げた富裕層向けの高級店路線から、誰でも気楽に入店できるようなカジュアル店路線へと、経営方針を方向転換する考えを打ち出しました。

そんな久美子氏の経営方針に不満を持った勝久氏は、久美子氏に近い店長10名を解任して粛清人事を行うなどしました。

しかし結局その後も、経営方針や委任状を巡るなどしてゴタゴタが続き、父子の溝は埋まることはなく「父子のお家騒動」として週刊誌等に大きく取り上げられました。

そして2015年の取締役会で多数決により勝久氏は敗れ、久美子氏が票を勝ち取り社長の座に居座ることが決定しました。


大塚家具の今後はどうなる?

▼2014年以降の大塚家具の株価チャートです。

2015年1月に行われた取締役会での久美子氏の勝利により、今まで1000辺りで安定していた株価が、一気に2500付近まで高騰していることが分かります。

その後も再び2000付近まで上昇しますが、結局2000を超えることができずに、株価はどんどん下降していきます。

これをテクニカル分析の目線で見てみると、株価が2500や2000ピッタリで止まっているのは、多くの投資家が2500や2000まで上昇したら「売ろう」と考えているからです。

ですので、例えば2000付近で売り注文を入れたい場合は、2000より少し手前の1990辺りで逆指値注文を入れておきます。

2500付近で売り注文を入れたい場合は、2500より少し手前の2490辺りで逆指値注文を入れておきます。

株価は投資家心理で上下動しますので、投資家の心理を読むことが大切です。

 

▼大塚家具の売上高等を表したグラフです。

赤字計上が悲惨なことになっています。

大塚家具は2018年の10月、11月と大規模なセールを行いましたが、結局赤字を取り戻すことは叶いませんでした。

 

▼大塚家具の配当金の推移を表したグラフです。

大塚家具の現在の株価が366円として、配当利回りを計算してみると、40円÷366円=10.9%です。

配当利回りの平均値は2%前後と言われていますので、大塚家具の10.9%という数値は、かなり高い配当利回りになります。

大塚家具の株をバイ&ホールドすることで、高い配当金を得ることができますが、10.9%という数値は、経常利益から換算するとかなり危ない数字に見えます。

単純に配当金が高いからすぐに飛びつくのではなく、その企業はきちんと利益が出ている企業なのか、またはそうでないのかをしっかりと見極めることが重要です。

 

企業の利益が出ていないのに、高い配当金を出すということは、資金を切り崩して配当金を出しているということになります。

どうして企業は、自分の身を削ってまでして株主に配当金を出すのかというと、株価を上げたい、もしくは現状維持させたいからです。

高い配当金を投資家に出すことで、ホールドしている投資家はそのまま持ち続けたいと思うでしょうし、もっと「買いたい」と考える投資家も増えてくるでしょう。

 

しかし大塚家具の場合は、典型的な「タコ足配当」と言えます。

タコ足配当とは、儲けが出ていないにも関わらず、土地を売却したり、資金を削って株主に出す配当ことを言います。

大塚家具の高い配当金は、とても健全な状態とは言えません。

しかしここに来てようやく、父と和解することを前向きに検討した久美子社長ですが、大塚家具の復活劇はあるのでしょうか。

「大塚家具は父の助けにより、劇的な復活を遂げて株価は上昇する」という人も中にはいます。

しかし大方の意見は、私の見方を含めて「時すでに遅し」ではないでしょうか。

結局のところ、久美子社長の経営手腕が足りなかった、父には遠く及ばなかった、と言わざるを得ません。

 

ウォーレン・バフェット氏の格言に、

「バカでも経営できる会社の株を買う」

こんな格言があります。

会社というものはいずれ、2代目、3代目と引き継がれていきます。

創業者の経営能力が優れていたとしても、2代目、3代目の経営能力が優れているとは限りません。

この格言の意図としては、例え社長の経営能力が優れていなくても、経営が続いていくような会社の株を買いなさい、という意味になります。

この格言が今回の大塚家具の件に当てはまるかどうかは分かりませんが、覚えておいて損はないでしょう。

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まとめ

いろいろな意見があると思いますが、大塚家具の配当金が高いからといって飛びつくのはかなり危険だと思います。

大塚家具の株を買うにしても、父の助けにより、赤字から黒字に転換してからでも遅くはないと思います。

しかし私個人的な意見としては、一度ブランドイメージを損ねると、復活はなかなか難しいのではないかと思います。

投資は自己責任にてお願いします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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