「老後は年金だけで暮らせるとは言ってない」発言に大激怒の情弱者


「人生100年時代を迎えるにあたり、65歳時点で2000万円貯める必要がある」と金融庁が発表したことが、各所で話題になっていますね。

金融庁の報告書によると、無職夫婦世帯の年金の平均月額収入が約21万円に対して、月額平均支出は約26万円となっており、毎月約5万円足りない計算になります。

この夫婦が100歳まで生きると仮定すると、足りない5万円を補填するためには、5万円×12ヵ月×35年=2100万円、年金以外に必要である計算になります。

つまり金融庁は、65歳の時点で「2000万円程度は貯金しておく必要がありますよ」「年金で足りないお金は、自分達の金融資産から補ってくださいね」と言っています。

 

この金融庁の報告書に対して「日本オワタ」「2000万円なんてとても無理」「そんなお金はない」「政府ふざけるな」など、金融庁に向けて批判が殺到したわけです。

思った以上に国民の反発が大きかったことで、麻生太郎は「不適切だった」と弁明し、この発言に対する火消しに必死になりましたね。

 

しかし、その後すぐに厚労省局長が「私どもは、老後の生活は年金だけで暮らせる水準だと言ったことはない」と発言し、またまた波紋を呼んでいます。

この発言に対して、凝りもせず激怒している人々がいるわけですが、日本は少子高齢化が進み、年金受給額が縮小していくことはハナから分かっていたことであり、私からしてみれば激怒する意味が分かりません。

批判し、激怒している人達は「私たちは金融リテラシーがとても低いです」「更に私たちはかなりの情弱者(情報弱者)です」と、声高々に宣言しているようなもので、批判している暇があれば、金融リテラシーを高めて、将来のために投資を始めるべきです。

 

さて、前置きが長くなりましたが、今回は年金制度について改めて復習をし、情弱者にならないためにはどうすればいいのか、ということについてご紹介します。

年金の保険料「支払うだけ損」というのはウソ

将来年金制度は破綻するから、年金の保険料なんて支払わない方がいい、なんて思っている人は年金について一から勉強をし直した方がいいです。

「俺は70歳であの世に行く」そんな予知能力を持った特殊な人は別ですが、平均寿命並みに生きていくのであれば、年金の保険料はしっかりと納付しておかないと、将来確実に損をします。

日本の年金制度は、少子高齢化で支給額が減っていくのは確実ですが、完全に破綻することはあり得ませんし、本気でそう思っている人は結構ヤバイです。

 

例えば、サラリーマンであれば、国民年金と厚生年金の2種類の保険料を毎月支払っています。

国民年金は、20歳以上60歳未満の全ての国民(フリーター、サラリーマン、自営業etc)が、同じ額だけ支払いをしていますが、厚生年金はというと、給料の所得によって支払う額が異なります。

サラリーマンの素晴らしい所は、厚生年金の半分を会社が負担をしてくれている所ですね。

 

一方自営業者は、国民年金を支払う義務しかありませんが、将来支給される年金は、サラリーマンと比べると雲泥の差となるため、国民年金基金に加入した方がいいでしょう。

 

更に年金は、国民年金と厚生年金、国民年金基金からの補填に限らず、「消費税」からも補填されています。

つまり、私たちは物を購入する際に「消費税」を支払っていますが、年金の保険料を納付しないということは、消費税分は無駄な税金を支払っていることになり、結果大損していることになります。

 

ちなみに、65歳までに2000万円必要というのも、例えば共働き世帯であれば2000万円も必要ないですし、人によっては2000万円以上必要になります。

これはあくまでも「標準的なモデル夫婦」の場合です。

将来いくら年金が支給されるのかは、ある程度シミュレーションしておく必要があるでしょうね。


情弱者にならないようにしよう

厚労省の木下賢志年金局長は13日の参院厚生労働委員会で、「私どもは、老後の生活は年金だけで暮らせる水準だと言ったことはない」と述べた。公的年金制度は、必ずしも老後の生活費を全て賄うことを前提としてはいないとの考えを示したものだ。
(引用元:読売新聞)

厚労省の木下局長の発言により、批判が続出しました。

「年金やめるから金返せ」

「何だ、その屁理屈」

「もう年金支払いなんてやめちまおう」

「ほぼ詐欺じゃん」

「年金だけで暮らせないなら徴収するな」

批判し激怒する人々…、、、あまりの情けなさに、記事を書いている私が恥ずかしくなってきましたよw

 

そもそも政府は、年金だけで生活できますとは一言も発言していませんし、上記のような批判する人達は、ろくに調べることもせず、ただ単に批判に便乗しているだけの情弱者達です。

このような情弱者達は、自分達の都合の悪いことを言われるとすぐにカッとなり、やみくもに批判するだけで、「じゃあ自分達はどうすればいいのか」ということは1ミクロンも考えたことはなく、常に思考停止しているような人達です。

 

ホリエモンの著書によれば、池上彰さんは、

オフの日はCNN(アメリカの情報番組)を流しっぱなしにする

毎日全ての全国紙に目を通す

専門誌は5冊定期購読している

毎日3店の書店を訪れる

著名人でさえ、このような努力を欠かすことなく、常に新しい情報を吸収しています。

さすがにこれと同じことをやれといっても、私たち一般人には無理な話ですが、今や「Twitter」や 「SNS」などもあり、誰でも最新の情報をインプットできる時代です。

 

常に新しい情報をインプットしているリテラシーの高い者と、スマホでゲームばかりしている情弱者との間には、情報格差が広がってしまうことは必然です。

情弱者にならないためには、常に新しい情報をインプットして、リテラシーを高めていく努力が必要でしょう。

 

最後になりましたが、私は将来年金が破綻するとは思いませんが、やはりこれからの時代、投資は必須になってきていると思います。

 

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