米国ETF 夢の「配当金」だけで生活をするためにはいくら投資すればいいの?


株やETF等の配当金だけで生活していくことは、全ての投資家にとってあこがれであり、ある意味最終目標さえ言えます。

では実際にどれだけのお金をETFに投資すれば、夢のような「配当金のみ生活」をすることが可能なのでしょうか。

私は現在「個別株」は一切手を出しておらず、米国ETF1本に投資をしています。

ということで、今回は米国ETFに限ってのご紹介になります。

米国ETFの配当金についてご紹介するとともに、どれくらいのお金を投資することで配当金生活が可能なのか、ということについて記事にしてみました。

米国ETFの配当金について

私がメインとしている投資先が、バンガード社のトータル・ストック・マーケットETF(VTI)です。

このVTIという米国ETFは、米国ブロガーの間でも大変人気の高い投資先として認知されており、「投資の最適解」と言っている人もいます。

今回のブログでは、VTIについての詳しい説明は省きますが、「ETF」は「株式」と同じ扱いになりますので、基本的に「配当金」が排出されます。

 

ここで勘違いしやすいこととして、株式やETF等の「配当金」と投資信託の「分配金」は、同じようで全く性質が異なるものになります。

株式やETF等の「配当金」は、企業が生み出した利益の中から投資家に支払われるものになります。

ETFも株式の集合体ですので、株式と同じように投資家に「配当金」が支払われます。

しかし「配当金」は必ず支払われるというわけではなく、企業の利益が減速に転じれば「配当金」は少なくなり、最後にはなくなってしまうこともあります。

 

しかし今回ご紹介するVTIに限っては、その構成銘柄は、米国株式市場の大型株、中型株、小型株を含めたおよそ4000銘柄で構成されています。

ウォーレン・バフェット氏も推奨するS&P500が500銘柄、日経平均が225銘柄、NYダウが30銘柄ということを考慮すれば、VTIは圧倒的な構成数ということが分かります。

VTIに投資をすることで、米国株式市場全体に投資をしていることと同じことです。

 

一方投資信託の「分配金」は、ETFや株式等の「配当金」とは性質が異なります。

配当金が企業の利益から生じるものであるのに対して、分配金は、私たちが支払っている投資資金から切り崩されて排出されるものだからです。

 

投資信託を選ぶ際には必ず「分配金」を出さない投資信託を選ぶようにしましょう。


どれだけ投資すれば配当金生活が可能なのか?

では実際に、米国ETFの配当金はいくらくらいなのでしょうか。

 

それでは、私がメインの投資先としているVTIについて調べてみます。2019年3月現在の配当利回りは1.91%です。

仮にVTIに1,000万円投資していたとすると、

10,000,000円×0.0191=191,000円(利益にかかる課税は考えないものとする)

1年間で、およそ191,000円の配当金を得ることができます。

ということは、ひと月でおよそ15,916円の配当金にしかもらえないことになります。

たった15,916円では、生活なんてできっこありませんよね。

結果としてVTIの場合は、最低でも2億円は投資しないと配当金だけの生活はできません。

 

ではVTIではなく、高配当株式の集合体である米国高配当ETFはどうでしょうか。

高配当ETFの代表格ともいえる、米国ETF、VYMを例にとって見ていきましょう。

VYMの配当利回りは3.28%ですので、仮に1,000万円投資していたとすると、

10,000,000円X0.0328=328,000円(利益にかかる課税は考えないものとする)

1年間で、およそ328,000円の配当金を得ることができます。

VYMに1,000万円投資すれば、そこそこの配当金がもらえます。

ひと月でおよそ27,333円の配当金が排出されるわけですが、これだけで生活できる人がいるとすれば、それは山奥に住んでいる仙人くらいでしょう。

 

まとめると米国ETFの投資で「配当金だけ」で生活するためには、ズバリ1億円以上の投資が必要になるわけで、多くの人にとってすぐには難しい話だと思います。

やはり、投資の初期段階においては「配当金」をもらうことが目的ではなく、配当金は全て再投資に回し、資産を増やすことに意味があります。

 

上のグラフは、設定来からのVTIパフォーマンス実績になります。

設定来から見てみると、脅威の7.46%という圧倒的なパフォーマンスを叩き出していることが分かります。

もちろん、今後も同じように高いパフォーマンスを維持できるとかは分かりませんが、長期投資をすることで安定してリターンを出せる可能性は極めて高いです。

分配金は全て再投資し、複利の力を最大限に利用していくことで、20~30年後には資産を数倍にすることも可能です。

 

▼VYMの構成銘柄とセクター別の構成比率です。

上のグラフは、VYMの構成銘柄等を表したグラフになりますが、金融構成比率が15.9%もあります。

金融関連企業は高配当銘柄が多くありますので、これは仕方のないことだと思います。

しかし金融構成比率が高いということは、リーマン・ショック級の暴落が訪れた時には、VYM自体かなりの打撃を受けることが想定されます。

VYMは高い配当金をもらえることで、大変人気が高い米国ETFですが、どれか1本に絞るというのであれば「VTI」か「VOO」が最適解のように思えます。

もちろん、ETFでも1本に絞る必要はなく、私のようにETFのポートフォリオを組むこともオススメです。

まとめ

結論としては、最低でも1億円以上の資金を投資しなければ「配当金のみの生活」はできません。

やはり得た配当金は再投資に回して、複利の力で資産を増大させていくのがベストでしょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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