大人気の投資信託「ひふみ投信」は買うべきか 買わない方がいいのか?


「ひふみ投信」は運用会社である、レオス・キャピタルワークスから直接購入することができます。

SBI証券や楽天証券などの証券会社からは「ひふみ投信」を購入することができませんが、同じ値動きをする「ひふみプラス」を購入することはできます。

基準価額は違いますが、どちらの「ひふみ」を購入してもリターンは同じとなります。

 

さて、そんな国内の大人気ファンドである「ひふみ投信」ですが、私は購入していませんし、今後も購入する予定はありません。

今回は、そんな大人気ファンドである「ひふみ投信」は、「買い」の投資信託なのか、それとも「買わない方がいい 」投資信託のでしょうか、、、

以上の内容について、私の個人的な考えをご紹介します。

ひふみ投信とは?

ひふみ投信とは、レオス・キャピタルワークスが運営している投資信託です。

ひふみ投信の買付手数料と解約手数料は無料となっていますが、「信託報酬」については、年間1.0584%(税込)となっています。

 

信託報酬とは、どんな投資信託にも必ず発生する運営費用のことですが、ひふみ投信の信託報酬は若干高めに設定されています。

ひふみ投信のほとんどは国内株式で運用しています(一部海外の株もあります)。

投資信託の種類は、日経平均などをベンチマークするような「インデックスファンド」ではなく、インデックスファンドを上回る運用を目指す「アクティブファンド」になります。

ひふみ投信はアクティブファンドなので、インデックスファンドよりも当然信託報酬は割高になります。

 

少し余談になりますが、投資信託を選ぶ際には必ず信託報酬を見るようにしてください。

安ければいいというものでもありませんが、信託報酬は、できる限り安い投資信託を購入するべきです。

信託報酬が0.1%違うだけで、数年単位で見ると、コストパフォーマンスにかなりの差が生じてきますからね。

 

アクティブファンドである、ひふみ投信の信託報酬は高めですが、これまでの運用成績は素晴らしいパフォーマンスを発揮しており、投信ブロガーが選ぶ投資信託2017のランキング6位に入賞しています。

 

▼投信ブロガーが選ぶ投資信託2017

 

投資信託の人気ランキングや、証券会社の売れ筋ランキング等は全く当てになりませんが(むしろ当てにしてはいけませんよ)、投信ブロガーが選ぶ投資信託を見てみると、なるほどと唸るような投資信託ばかりです。

 

上の表を見ていただくと、ひふみ投信は、他の投資信託と比べると圧倒的に信託報酬が高くなっていることが分かります。

たかが数%でしょ?と思うかもしれませんが、先ほども申し上げたように、0.1%違うだけで長期で見ればコストパフォーマンスにかなりの差が生じてきます。

ひふみ投信は、信託報酬が他と比べて割高ですが、大変人気のある投資信託です。

 

▼ひふみ投信の基準価格の推移を表した過去チャート

ひふみ投信の2014年頃からの基準価格を表した過去チャートになりますが、最近でこそパフォーマンスは少し落ちているものの、年単位で見れば素晴らしいパフォーマンスです。

 

▼ひふみ投信のリターン率です(2018年12月末)

設定来でなんと300%を超えるという、なんとも恐ろしいパフォーマンスです。

 

ちなみに当ブログでも推奨している、米国株インデックスであるS&P500のリターン率は(2019年2月9日現在)、

     1年      3年       5年
     0%       40.4%     46.0%

上の表の通りですから、ひふみ投信のリターン率の恐ろしさが分かるかと思います(直近1年はパフォーマンスが落ちていますが・・・)。

アクティブファンドは、インデックスファンドに8割負けるというデータがありますが、ひみみ投信は今のところ、圧倒的パフォーマンスで、インデックスファンドを上回っています。

 

ひふみ投信は、藤野社長自らが、これから発展するであろう企業に足を運ぶことで、株価情報だけでは見えない今後の経営方針等を徹底的に聞き取り調査をしています。

年間で100社を超える企業に足を運ぶというのですから驚きです(3日で1社のペースですね)。

 

これからの日本は、世界に類を見ない超スピードで少子高齢化に進み、日本経済は落ち込んでいくと推測されます。

しかしその中でも、良い製品、良いサービスを生み出す企業を、実際に足を運んでプロの目によって見出しているのです。

ひふみ投信は、今後成長するであろう成長企業に的を絞って投資対象にしています。


私がひふみ投信を購入しない理由

私がひふみ投信を購入しない一番の理由は、ひふみ投信の投資対象が「日本株中心」だからです。

これについては、ひふみ投信の購入を避けているいろいろな個人投資家が言っていることです。

 

そしてもう一つの理由としては、ひふみ投信が今後の運営方針の方向転換をしたからです。

 

レオス・キャピタルワークスの最高責任者である藤野英人さんは、今後の運営方針について次のように述べています。

「これからのひふみ投信はティフェンシブな資産運用にシフトしています」

「具体的には、外需株の比率を下げて、内需株の比率を上げています」

これまでのように、株価が割安なバリュー株を探し出して投資をするという運営方針から、大型株をメインとした資産運用にシフトチェンジすると宣言しているのです。

以前は投資対象は日本株のみでしたが、最近では米国株である「アマゾン」「マイクロソフト」「ビザ」などの安定した大型株も投資対象としているようです。

なぜこのようなシフトチェンジに至ったのかというと、ひふみ投信の純資産総額が増えすぎたためです。

 

▼ひふみ投信の純資産総額

グレー色で塗られた部分がひふみ投信の純資産総額ですが、グラフを見ると2017年の2月辺りから一気に増えていることが分かります。

純資産総額が一気に増えた理由は、2017年2月に、カンブリア宮殿という番組でひふみ投信が紹介されたことがきっかけでした。

聞いた話によると、番組内では「ひふみ投信がいかにすごい投資信託なのか」「ひふみ投信を購入している人がいかに儲かっているのか」を永遠と語っている番組だったそうです。

その番組の影響により、ひふみ投信の購入者が一気に増えて、異常なスピードで純資産総額が増えていったという経緯があります。

莫大な資金が一気に流入したため、ひふみ投信は以前のように小・中型株メインとして投資をする、という小回りが利かなくなってしまい、仕方なく国内や海外の大型株を購入するというシフトチェンジをせざるを得なくなったのです。

 

これまでのひふみ投信が、なぜここまでのパフォーマンスを叩き出せたのかというと、中・小型株の成長すると見込んだ企業に投資をしてきたからです。

当然中・小型株はリスクがありますが、見込み通り企業が成長すれば大きなリターンを得ることができます。

今までのひふみ投信は、そのような大きなリスクを取りながら、大きなリターンを得ることで成長してきた投資信託です。

いわゆるハイリスク・ハイリターンというやつですね。

しかしこれからのひふみ投信は、ローリスク・ローリターンで行く選択をしているように思えます。

資金が増えすぎて以前のような小回りが利かなくなったことで、果たしてこれからも今までと同様のパフォーマンスが出すことができるのかは、やや疑問に思います。

まとめ

ひふみ投信は、今でも多くの投信ブロガーがすすめる人気ファンドです。

実は、ひふみ投信の代表である藤野さんが出版している「投資家がお金よりも大切にしていること」という本は私も持っています。

藤野さんの投資に対する考えは素晴らしいと思いますし、ひふみ投信は応援していきたいと思います。

しかしそれとこれとは別で、今回の記事内容の通り、私は今後もひふみ投信を購入することはないでしょうけどね。

投資判断は自己責任にてお願いします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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