初心者がインデックス投資を実践するための分かりやすい道しるべ


私は、インデックス投資を数年に渡り実践しています。

その投資先は米国ETFをメインとし、円で積み立て投資ができる投資信託も交えながらポートフォリオを組み立てています。

情報過多のご時世でもあり、さまざまな投資本や資産運用ブログが現存していますが、これからインデックス投資を始めようと思っている初心者の方にとっては、一体何を土台として投資について学べばいいのか悩むと思います。

インデックス投資と一口に言ってもその投資方法は様々で、投資の世界において100%の「正解」は存在しません。

自分が信じる道を実践していくことが大切ですが、そもそも初心者の方は、道の選択自体が謎めいていることでしょう。

今回は右も左も分からない投資初心者の方に向けて、インデックス投資を実践する時の分かりやすい道しるべになるように記事にしてみました。

インデックス投資はどこに?

初心者の方が「投資」と聞くと、何やら怪しく感じてしまうかもしれません。

確かに投資の世界は魑魅魍魎の世界である、とも言えますが、投資に対して正しい知識を身につけることで、怪しげな投資話を見抜く力は自然とついてきます。

そんな力が少しでも身につくように、なるべく初心者の方に分かりやすく解説していきたいと思います。

 

私が実践しているインデックス投資は、数ヵ月や数年など短期間で億万長者になることはできません。

数十年先を見据えた長期投資を行うことで、自身の資産を数倍に増やすことを目的としています。

 

インデックス投資とは、例えば「日経平均」「TOPIX」など指数(株式市場全体の値動きを分かりやすく数値化したもの)に連動する動きを目指す投資方法です。

しかし(現在の)日本インデックス指数に投資をすることはオススメしません。

ご存知だと思いますが、日本は少子高齢化が進み人口は減り続けていきますので、それに伴い必然的に株価指数も下落の一途をたどります。

人口の増減が、経済発展に大きく関係していることは周知の事実です。

 

日本は他にも大きな問題を抱えており、その一つとして財政問題があります。

日銀がじゃぶじゃぶとお金を市場にばらまいていますが、日銀が目指すインフレ2%の目標には達しておらず、じゃぶじゃぶの効果が充分に発揮されているとは言えません。

そもそも日銀は、マイナス金利政策という金融緩和の中でも最奥の手を使ってしまっており、今後の先行きは不透明すぎます。

 

ではどこの国のインデックスに投資をすればいいのか?ということですが、インドや中国などの新興国を含んだ「全世界」、そして現在の覇権国家である「米国」です。

「全世界」や「米国」に投資といっても、海外の証券会社でなければ投資できない、なんていうことはなく、日本の証券会社から簡単に投資を行うことが可能になっています。

全世界や米国の指数に連動する海外ETF、そして国内の優良な投資信託の登場により、誰でも安心して投資ができるようになりました。

 

上のグラフは、全世界に投資ができるバンガード社のETFである「VT」の株価チャートです。

右肩上がりで上昇を続けていますが、「VT」の組み入れ上位の市場構成比率を見てみると面白いことが分かります。

 

全世界に投資と言っておきながら、100%中の半分以上である54.6%は、米国の株式市場に投資をしていることが分かります。

これでは結局のところ、ほぼ米国市場に投資をしているのと変わりません。

 

上のグラフは、米国株式市場の99%に投資をしているバンガード社のETFである「VTI」の株価チャートです。

先ほどの「VT」と、株価チャートの動きを比べてみましょう。

 

緑色の株価チャートが「VTI」で、水色の株価チャートが「VT」です。

どちらも右肩上がりで上昇していますが、両者のパフォーマンス差は歴然です。

全世界に投資(といっても半分以上は米国)をする方が、米国のみに投資をするよりもパフォーマンスが落ちるということは、米国以外の国が足を引っ張っていることになりますよね。

じゃあ結局のところ、米国だけに投資すればいいんじゃないの?ということになります。

 

今後の米国における関連記事です。

20年後もアメリカが世界一の経済大国である5つの理由

投資をするならこれからは日本ではなくアメリカである理由

参考にしてみてください。



栄枯盛衰する個別株のリスク

米国の個別株、例えばコカ・コーラ、マクドナルド、グーグル、アップル、フェイスブックetc…に投資をしてもいいと思います。

しかしどんな優れた企業でも、栄枯盛衰するのが世の常です。

 

▼1992年の世界時価総額ランキング

 

▼2019年の世界時価総額ランキング

1992年と2019年の世界時価総額ランキングを比べてみましたが、上位企業のほとんどが入れ替わっていることが分かります。

25年以上経てば、トップ10の企業のほとんどが入れ替わってしまうということです。

 

例えば米アップルは、既存のIT企業の覇王として君臨していますが、20年前はMacintoshがWindowsに完全敗北しまさに倒産寸前の状態でした。

しかし2007年にiPhoneを開発、発表し、世界で最も成功を収めたIT企業としての地位を確立しました。

米アップルのように世界で成功を収める企業もあれば、逆も然りで、衰退していく企業もあります。

今は絶対に安泰に思える大型株であっても、数年経てば衰退していくのが株式の世界です。

 

つまり何が言いたいのかというと、個別株はリスクがあるということです。

個別株に投資をする場合はリスク分散のため、およそ10~20株くらいのポートフォリオを組み、更に自らポートフォリオを見直し(入れ替え)していく必要があります。

初心者がそのようなポートフォリオを組んで実践していくのは至難の業といえるでしょう。

オススメは投資信託

先日株式投資をしている私の友人と投資話や積もる話など、いろいろな会話を交わしてきました。

株式投資に精通しているその人は意外にも、「投資信託はダメだ、買うべきではない」と言っていました。

優良な投資信託が出始めたのは最近の話であり、今の投資の世界によほど精通している人でないと「投資信託はダメ」という結論に至ってしまうのでしょう。

しかし「ダメな投資信託ばかり」という時代は終わりを告げ、優良な投資信託が多数登場しています。

やはり初心者には、「投資先」と「時間」の分散が効く「投資信託」がオススメということになります。

 

株や債券などが一まとめになっている投資信託であれば、七面倒なポートフォリオの見直しをする必要もありません。

中には1000を超える株式で構成されているものもあり、投資信託は「分母」が大きい分、何か問題があったとしてもリスク分散になります。

 

更に投資信託は、投資の王道である「積み立て投資」ができます。

今や毎月100円の少額から積み立て投資をすることが可能ですので、投資資金があまりないという方でも大丈夫です。

一定の金額で毎月自動的に積み立て投資ができるので、初心者の方でも気軽に始めることができます。

投資初心者の方は、まずは利益が非課税になる「つみたてNISA(ニーサ)枠」を埋めてしまいましょう。

 

インデックスの投資信託は、米国の「S&P500(VOO)」「VTI」どちらかの指数連動商品をオススメします。

両インデックスであれば、将来右肩上がりで成長していく可能性は高く、時間を要するほど資産は増えていくでしょう。

 

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それぞれの記事を参考にしてみてください。

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