日本人に投資が根付かなかった理由とは? 親世代は投資を敬遠


昨今日本においても、NISA(ニーサ)、iDeCo(イデコ)など素晴らしい制度の登場とともに、ひと昔前よりは、投資に関して盛り上がっているように思えます。

しかし、私が周りの友人などに投資の話をしても「やめた方がいい」「どうせ損するでしょ」と言われるのがオチで、投資に関しては、まだネガティブなイメージを持つ人が多くいます。

60代以上のシニア世代の方に聞いても、同じような意見が多く聞かれます。

世界に類を見ないスピードで、少子高齢化を迎えるこれからの日本で生き抜いていくためには、普段の仕事と並行して投資をしていくことが欠かせなくなってきていると思っています。

日本が依然として、米国などの諸外国に比べて、投資が根付かない理由はなぜでしょうか。

今回は、日本で投資が根付かない理由、親世代が投資を敬遠する理由、以上2点について記事にしています。

日本人に投資が根付かない理由

日本人に、なかなか投資が根付いていかない理由についてご紹介します。

1.日本人は長期投資で誰も儲けていない

日本人に投資が根付かない理由は、インデックスの長期投資で誰一人儲けていないからです。

投資で儲けている人は、短期~中期で売買しているごくごく一部の投資家だけです。

 

▼1900年代からの日経平均チャートです。

 

日本の株式市場は1980年代にバブル期の絶頂を迎えますが、1990年以降になるとすぐにバブルが大崩壊します。

そしてアベノミクスと騒いでいますが、未だにバブル期の高値すら更新できないのが今の日本の株価です。

 

バブル期時代は、銘柄選定もクソもなく、どんなクソ株でも「バイ&ホールド」しておけば、誰でも大儲けできる時代でした。

しかし1990年からバブルの崩壊と共に株は大暴落し、大損する投資家が続出するなど、日本の株式市場はパニックに陥りました。

つまり日本人は、長期投資していたとしても誰も儲かっていないことになります。

 

1990年代の株価大暴落の地獄を経験しているシニア世代の方達が、「投資はギャンブルだからやめた方がいい」と言うのは、むしろ当然と言えます。

 

▼米国大型株の指数であるS&P500のチャートです。

上のグラフは、バフェット氏も推奨してやまない米国大型株の指数であるS&P500の過去チャートになりますが、ずっと右肩上がりで上昇を続けています。

バフェット氏は「米国株式市場が今後下落するという人は馬鹿げている。100年後の株価は50倍になる」という強気な発言をしています。

 

日本の投資家と米国の投資家の最大の違いは、

米国の投資家☞「長期投資をしていれば誰でも儲かっている」

しかし日本の投資家☞「長期投資をしていても誰一人儲かっていない」

この点にあります。


2.クソのような投資信託が多かった

投資初心者が、まず始めに取り組みやすい投資先として「投資信託」があります。

「投資信託」とは、様々な株式や債券等が一つの箱に入ったセット商品のようなもので、個別株よりも低リスクのため、初心者でもとっつきやすい投資先と言えます。

 

ひと昔前の投資信託は、信託報酬(手数料)がやたらと高く、そのくせホールドしていればしているほど損をする、まさにクソのような投資信託が数多くありました。

また毎月分配金を排出する投資信託も多数あり(今もたくさんありますが…)、長期投資には向かない投資商品ばかりでした。

 

しかし最近では、NISA(ニーサ)の誕生に伴い、優良な投資信託が続々誕生してきました。

しかし今でも(昔に比べて減ってはいると思いますが)銀行や証券会社等に言いくるめられて、「クソのような投資信託」を無駄に買わされている人が後を絶ちません(私の親もクソのような投資信託を買わされました)。

 

3.メディアがインデックス投資を取り上げない

株式投資をして億り人になった人や、FXをして旦那の給料よりも稼いでいる主婦等は、よくメディアに取り上げられています。

メディアに取り上げられれば、当然それを真似して実践する人も増えてきます。

しかし株式投資やFXの短期売買で稼げる人は、ごくごく一部の天才だけであり、多くの人は損をして退場を余儀なくされてしまいます。

一度退場をしてしまった元投資家達は、口をそろえて「投資なんかやめておけ」と言うでしょう。

 

私が実践しているインデックス投資は、一気に儲けることができない等の派手さが皆無のため、メディアに取り上げられることはありません。

インデックス投資がメディアに取り上げられる日が来れば、投資の概念が変わっていくんじゃないかなと思います。

親世代が投資を敬遠するのはなぜ?

親世代といっても、世代は人それぞれ違いますので、ここでは親世代=60代以上として話を進めます。

日本では、60代以上のシニア世代の方も、投資に関してネガティブな考えを持っている人が多くいます。

その理由として、やはり上にあげたように日本の株価がバブル期の高値すら超えられずにいるため、長期投資では誰も設けていないことに起因します。

若い世代の方が自分達の親に、

「投資をしたいんだけど、どこに投資をしたらいいのかな」と聞いたとしても、

「投資なんてギャンブルと同じだからやめとけ」

と反対されるのがオチです。

それもそのはずで、そもそも自分達が儲けていないことを子供に進めることはしないでしょう。

 

親世代の人達は、将来年金も約束され、年功序列制度、終身雇用制度が確立されていた時代ですから、それで良かったのです。

しかしこれからの若い世代の人達は、少子高齢化に伴い、大変厳しい時代を迎えることになることが予想されます。

 

ではどうすればいいのかというと、世界の人口はこれからも増え続けるので、世界に向けて長期のインデックス投資をすればいいのです。

人口が増え続ける限り経済は発展していきますからね。

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