株価大暴落はもうすぐ来る? 暴落時期を予想しても意味がない理由


私達の記憶に新しい株価大暴落にリーマンショックがありましたが、リーマンショックが起きたのは2008年のことで、もうかれこれ10年以上の前の出来事になります。

2017年には、リーマンショックから10年経つということもあり、多くの専門家が2017年、2018年の年が危ないという危機説をあげていました。

どうして、2017年、2018年の年が危ないのかということについては、過去の歴史をひも解くことで見えてきます。

なぜなら今までの世界の株価大暴落は、およそ10年サイクルで起きているからです。

結局のところ2018年も株価の大暴落は起きなかったわけですが、2019年に世界同時株安は起こりうるのでしょうか、それとももっと先のことになのでしょうか。

今回は株価大暴落について、私なりの考えをご紹介します。

株価大暴落の歴史

過去にあった株価大暴落について簡単に見ていきましょう。

  • ウォール街大暴落(1929年)
  • ブラックマンデー(1987年)
  • アジア通貨危機(1997年)
  • リーマンショック(2008年)

1929年には、後にウォール街大暴落と呼ばれる株価の大暴落がありました。

そこから50年以上空いていますが、1987年にはブラックマンデー、1997年にはアジア通貨危機、そして2008年にリーマンショックが起きています。

こうやってみると、株価の大暴落は、1987年のブラックマンデーから10年サイクルで何かが起きていることが分かります。

 

そもそも、これらの株価暴落はなぜ起きたのでしょうか。

 

まず1929年に起きたウォール街大暴落ですが、1920年代のアメリカは、自動車や電気関連等で今までにないほどの勢いで経済が発展していました。

経済の発展に伴い、アメリカ国民の投機熱は留まる所を知らないといった感じで、一般庶民も株価を買いまくり(アメリカ庶民全体の10%が株式投資をしたと言われています)、株価はどんどんと上昇していきました。

しかし生産している商品と、一般庶民の購買力に不均等が生じてきます。

やがて人々の間に経済格差が生まれて、低所得者は商品を購入することができず、商品の在庫が有り余るという状況に陥りました。

株価はどんどん上昇を続けていたのですが、企業の裏側を見てみると、大量生産した商品が売れ残り、在庫だらけという有様でした。

そんな在庫だらけの企業の株価が、いつまでも高いわけがないですよね。

 

当時のアメリカに人達は「アメリカの好景気はこのままずっと続く」「株を買えば必ず儲かる」と楽観視していましたが、1929年10月には、アメリカの株式市場がパニック状態となり、株価の大暴落に繋がります。

人々の不安が更なる不安を呼び、株がどんどん売られて歴史的な株価の大暴落に繋がりました。

アメリカで起こったウォール街大暴落は、日本のバブル崩壊と非常に似ているように思えます。

 

続いてリーマン・ショックについてです。

リーマン・ショックとは、アメリカの証券会社であるリーマン・ブラザーズが、サブプライムローン問題をきっかけに経営破綻に陥り、負債総額が64兆円という大規模な倒産をしたことで起きた株価の大暴落です。

リーマン・ブラザーズが倒産したことにより、リーマン・ブラザーズと取り引きをしていた多くの銀行も同時に倒産していきました。

そして銀行から融資を受けていた多くの会社も、リーマン・ブラザーズといっしょに倒産してしまったのです。

 

リーマン・ショックも、ウォール街大暴落と同じく、人々の不安が不安を呼びニューヨーク株式市場は大混乱を起こして、世界同時株安が起きてしまいました。

そもそもリーマン・ブラザースの格付けは、トリプルAである「AAA」でしたので、誰もが「リーマン・ブラザーズが倒産するわけがない」と思い込んでいました。

当初は、政府や銀行がリーマン・ブラザーズを助けるだろう、だから倒産することはない、と多くの人が考えていましたが、結局倒産に至ってしまいました。

要するに、多くの人々の「予想外の出来事」が起きたことで、株価大暴落に繋がったというわけです。


株価大暴落は予想外の時に起きる

株価の大暴落は、私達の「想定外の時」に「想定外の出来事」が起きた時にやってきます。

「株価の大暴落がまもなくやって来るかもしれない」

そんなことを多くの人が「想定」している時には、案外何も起きないんじゃないかと思います。

予想外の時に予想外の出来事が起きるからこそ、人々はパニック状態に陥ります。

人々の不安は、更なる不安を呼び連鎖していきますが、その連鎖が原動力となって株価大暴落を引き起こします。

「株価の大暴落がもうすぐ来るかもしれない」と、多くの投資家が考えているうちは、逆にまだ来ないんじゃないかと思っています。

 

近年発生したEU離脱ショックやアップルショックの時も、人々の予想外の出来事が起きたために一時株価は暴落しました。

私は2019年のうちに世界同時株安が起きる確率はかなり低いと見ています。

例え株価の大暴落が起きたとしても、私を含めて長期投資をしている人達にとっては、特に何もする必要はありません。

株式投資やFXを短期売買専門でやっている人にとっては、株価暴落時にはすぐに逃げる必要がありますが、私にとっては全く関係がないことです。

淡々と投資を続けるだけです。

 

▼S&P500の株価チャートを表したグラフです。

グラフを見ていただければ分かると思いますが、2008年のリーマン・ショック時にはS&P500の株価もかなり下落しています。

先に述べたウォール街大暴落やブラックマンデーの時には、S&P500の株価も例にもれず下落していることが分かります。

しかし結局のところ、どの暴落が起きてもわずか数年で復活していますよね。

人々の不安の連鎖が一旦落ち着けば、株価の値も正常値に戻ります。

株価が落ち着くまでには数年から数十年かかることもありますが、必ず戻ることは間違いありません。

ですから私達個人投資家は、仮に大暴落が起きたとしても動じることなく、投資の王道である積み立て投資を淡々と継続していくのみです。

ブログ村には役立つ情報がたくさんあります。
にほんブログ村 投資ブログ 資産運用へ
にほんブログ村

まとめ

当ブログでは、「米国」もしくは「全世界」に長期投資をすることをおすすめしています。

米国株は個別株に投資をしてもいいですが、初心者の方に個別株は難しいと思いますので、S&P500に連動したインデックスファンド、もしくは米国ETFをおすすめします。

仮に株価の大暴落が起きてたとしても、不安の連鎖に惑わされることなく、投資を淡々と続けていくことが大切です。

「米国」や「全世界」に長期投資をしているだけで既に勝ち組なのですから。

 

米国投資についての関連記事です。

米国ETFとは?魅力や注意点など分かりやすく解説します

「VYM」は株価暴落時に「バイ&ホールド」したい高配当ETF

米国ETF「VTI」を100万円分買い増し完了 「VTI」は最強の投資先

それぞれの記事を参考にしてみてください。

 

>>トップページに戻る


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です