株価大暴落は近い? 「VTI」への投資は最善の選択でありえるか


投資ブロガー界隈においても、米国株を含む世界的な株価大暴落が近いことが話題になっています。

今後米中貿易戦争が激化すれば、株価大暴落の引き金になることは充分ありえるでしょう。

しかし、リセッションが近かろうが、何であろうが、これから投資を始めようと思っている人は、今すぐにでも始めた方がいいです。

 

投資を始める場合の注意点として、栄枯盛衰する個別株への投資はリスクが高く、やはり米国ETFである「VTI」か、S&P500指数である「VOO」といった「インデックス投資」をすることが、今の投資相場の最善の選択であると思います。

今回は、私が定期的にバンガード・トータル・ストック・マーケットETF「VTI」の投資をしている理由と、個別株投資のリスクについてご紹介します。

これから投資を始める方の参考になればと思います。

個別株投資のリスク

個別株投資は、VTIなどのインデックス投資と比べると遥かにリスクが高いです。

仮に今から個別株投資をするのであれば、日本株ではなく米国株がオススメですが、それでもインデックス投資と比べると個別株投資はリスクが高いです。

それは、米国企業の平均寿命を見てもよく分かります。

 

1958年の米国企業の平均寿命は61年でした。

2015年になると、米国企業の平均寿命はたったの15年しかありません。

技術革新が劇的に変化している時代ですから、企業の平均寿命はこれからもどんどんと短くなっていくでしょう。

 

デジタル化の流れについていけない古い考えを持った企業、変化できない企業は、例え世界に名の知れた大手企業であっても、倒産の道を歩んでしまいます。

例えば、世界中に金融危機をもたらした「リーマン・ブラザーズ」、DVDなどの大手レンタルチェーン店である「ブロックバスター」などは、時代の変化に対応できずに倒産しています。

逆に考えれば、米国企業の企業競争は年々激化しており、イノベーションが起こりやすい環境にあるとも言えます。

 

「大企業に就職できれば生涯安泰」と考えている労働者が今だに多い日本ですが、確かに日本企業は、米国企業に比べれば企業寿命が長いです。

しかしその分、既得権益にしがみついた人が多くいることを意味し、イノベーションが起こりにくい環境にあると言えます。

これからの日本は、終身雇用制度が本格的に崩壊し、その企業寿命は米国企業のように短くなっていくでしょう。

 

話が少し横道にそれましたが、個別株への投資は、絶対に安泰と思われる大手企業においても、必ず栄枯盛衰があることから、初心者にとってはリスクが高いです。

特に今は「リセッションが近い」と言われている時です。

景気が本格的に下向いた時に、倒産していく企業が多く出ることを考えれば、個別株投資のリスクはより高まっていると言えます。


「VTI」の投資は最善の選択なのか

株価がもうすぐ暴落するかもしれないのに、今すぐ投資を始めるって矛盾してない?と思うかもしれません。

確かに、株式投資の必勝法は「株価が安い時に買い、株価が高くなったら売る」ことです。

しかしそれは机上の空論であり、株式市場を完璧に読める人はこの世に存在いませんし、株式の短期売買で勝っている人は、一握りの天才か、たまたまである可能性が高いです。

投資のプロですら、市場(インデックス)に勝てないという事実があります。

株価を毎日熱心に研究している人ならまだしも、日々忙しくしているサラリーマンにとって、株の売買タイミングを計ることは難しいことです。

 

上のグラフは、私がメインとして投資をしている、バンガード・トータル・ストック・マーケットETF「VTI」の2000年から現在までの株価チャートになります。

2000年から2019年までの年利率を見てみると、18.6%という凄まじいパフォーマンスを示しています。

例えば2000年から個別株の投資を始めて、2019年まで、年利18.9%以上のパフォーマンスを叩き出せている投資家は数えるほどしかいないでしょう。

 

2012年辺りでは「米国株の暴落がもうすぐ起きる」と言われていましたが、その後も米国株市場はグングン上昇を続けます。

伝説の投資家の一人であるジムロジャーズは、2015年辺りに「米国株はもうすぐ大暴落する、これからは中国株だ」などと予言しましたが、全く当たらず、米国株はその後もグングン上昇を続けました。

 

結局何が言いたいのかというと、暴落はいつ起きるのかは誰にも分からないことで、暴落するのを待ってから投資をするよりも、待つことで投資をしない方が機会損失になり痛手なのです。

 

例えば赤丸部分で全力投資してしまった人は、数年間耐えなければいけませんが、今の今まで耐えていれば大儲けしています。

またジム・ロジャーズなど専門家達の発言を鵜呑みにして、2015年から投資を控えて暴落を待っていたとするならば、結果、投資機会を逃しており機会損失していることになります。

 

とはいえ、米中の激しい覇権争いのせいで、世界的な株価暴落のリスクが高まっているのも事実です。

他にも暴落のサインとされる米国債の逆イールド化など、シグナルもいくつか現れ始めていることもあり、今は「全力投資」するのではなく、「時間」と「資産」を 「分散」しながら投資をしていくことが大切です。

 

注意点として、今まで圧倒的なパフォーマンスで伸びてきた米国株式市場ですが、それはあくまでも過去の実績であり、未来を保証するものではない、ということは知っておくべきでしょう。

有名米国ブロガーであるたぱぞうさんも、今後は今までのような株価パフォーマンスを出すことは難しいと言ってますからね。

私自身は、VTIへの投資が最善の選択肢だと思って実践しているわけですが、未来がどうなるのかは誰にも分からないことです。

自分自身が、リスクを許容できるキャッシュポジション、及び、最適なポートフォリオを組むことが大切です。

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