リセッション入りする前に買っておきたいオススメETF 3選


世界経済のリセッション入りが、刻一刻と近づいています。

世界経済がリセッション入りすると、株価は大きく下がりますので、ポートフォリオのほとんどが株式で占められている人は、見かけの資産が大きく目減りすることになります。

私は、米国ETFであるバンガード社の「VTI」をメインに投資をしていますが、「VTI」は株式100%ですので、リセッション時には大きく下落することが予想されます。

では、景気後退時に強いディフェンシブETFといえば何があるのでしょうか。

今回は、景気後退期には逆に強さを発揮するような、ディフェンシブETFを3つご紹介します。

SPDRゴールド・シェア

「SPDRゴールド・シェア」は、上場する「金(ゴールド)相場」に連動する運用を目指した、世界でも人気の高いETFです。

このETFは、バンガード社、ブラックロック社に並ぶ大手企業であるステートストリート社が運営しています。

ステートストリート社といえば、S&P500の連動ETFである「SPY」を運用が有名で、「SPY」の時価総額は現在世界1位となっています。

 

「金(ゴールド)相場」に投資をする、「SPDRゴールド・シェア」の人気は、不況時にかぎらず高い人気があり、2019年7月時点のデータにおいても、ETF時価総額ランキングは18位です。

 

上の画像は、S&P500指数(水色)と、「SPDRゴールド・シェア」(緑色)を比較したチャートになります。

 

このチャートを見てみると、リーマンショック時には、株式100%で構成されるS&P500指数は大きく下落しています。しかしゴールドの方は、それとは反対に大きく上昇していることが見て取れます。

ゴールドと株価は、必ずしも正反対に動くのかというとそういうわけでもなく、株価が上昇しているときに、ゴールドも同じように大きく上昇している時期もありますね。

ただ一つ言えることは、ゴールドは「不況時に強い」ということは間違いないようです。

 

最近では、世界経済のリセッション入りが近いということもあり、ゴールドの価格が急激に上昇しています。

注意点として、ゴールドは株式のように配当金を排出しないことは頭に入れておくべきですが、その価値が0になることは100%ないため、不況を迎えるであろうこれからの投資先としてはオススメです。

ただし、ゴールドを積立投資することはオススメしません。買うのであれば、一気にドカンと購入でしょうか。

 

ちなみに「SPDRゴールド・シェア」の経費率は0.4%となっており、他のインデックスファンドと比べると若干高めですね。


BND バンガード・米国トータル債券市場ETF

「BND」は、ブルームバーグ・バークレイズ米国総合浮動調整インデックスに連動を目指しているETFになります。

「BND」は、最強のディフェンシブETFと言われており、それもそのはず、債券100%で構成されているETFだからです。

米国市場の、およそ8000銘柄の債券に分散投資をしています(分散しすぎでしょって思うくらいに分散していますね)。

つまり「BND」は、米国が潰れない限り価値が保証されているETFなので、安定感、安心感は他と比べて群を抜いています。

 

上の画像は、S&P500指数(水色)と、「BND」(緑色)を比較したチャートになります。

 

株価は、時代の流れとともに右肩上がりで上昇していきますが、債券の集合体である「BND」の方は、ずーっと横ばいのまま推移しています。

つまり、「BND」は不況時にはめっぽう強いETFですが、長期投資をしたからといって、株式のように値上がり益は期待できません。

 

「BND」を購入する最大のメリットは、配当金を享受できることにあります。

「BND」の配当利回りは3%前後なので、仮に1000万円分の「BND」を購入したとすると、1年間でおよそ30万円(課税は考慮しないものとする)の配当金を受け取ることができます。

不況時にもそれほど下落はすることなく、かつ比較的高い配当金を受け取ることができる「BND」は、これからの投資先としてオススメです。

ちなみに、経費率は0.04%とかなり安いです。

バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)

最後は、株式100%で構成されたバンガード・米国高配当株式ETF(VYM)です。

「VYM」は、私もポートフォリオに組み込んでいるETFであり、人を選ばず万人にオススメできるETFだと個人的にも感じています。

 

株式100%で構成されている「VYM」は、特別ディフェンシブETFというわけではありません。

しかし、暴落時には配当金をもらえることが心のよりどころになったりするので、今回は、不況時にオススメETFとして「VYM」を付け加えさせていただきました。

 

景気が落ち込めば、「BND」とは違って「VYM」は下落しますが、再び景気が活性化すれば値上がり益も狙えるため、「VYM」は「配当金だけが魅力のETF」というわけではありません。

 

JPモルガン
ジョンソン&ジョンソン
エクソンモービル
プロクター&ギャンブル
AT&T
シスコシステムズ
シェブロン
ベライゾン・コミュニケーションズ
インテル
ファイザー

上の表は「VYM」の構成上位10銘柄ですが、競争に勝ち抜いて栄光を勝ち取った老舗企業がずらりと並んでいます。

上位構成銘柄を見ても、高配当銘柄ばかりです。高配当銘柄で構成された「VYM」は、高い配当金を受け取ることができるのです。

 

上の画像は、S&P500指数(水色)と、「VYM」(緑色)を比較したチャートになります。

トータルリターンは、S&P500に比べるとやや劣ります。

一つ注意点として、今回「VYM」をディフェンシブETFとしてご紹介していますが、株式100%で構成されているETFですので、先にも述べましたが、リセッション時にはそれなりに下落することは頭に入れておくべきでしょう。

まとめ

今回は不況時にオススメの投資先として、金、債券、株式、それぞれのETFをご紹介しました。

1.SPDRゴールド・シェア

2.BND バンガード・米国トータル債券市場ETF

3.バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)

長期投資であれば、資産を増やすことができるのは株式が一番ですが、不況時には上のようなディフェンシブなETFも、自身のポートフォリオに組み入れておくことで、心の安心感・安定感を得ることができると思います。

是非参考にしてみてください。

 

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