トランプ大統領に世界が翻弄される 長期投資の大切さを改めて思う


トランプ大統領の気まぐれとも思える行動や発言に、米国だけでなく世界中が翻弄されています。

来年にはアメリカ大統領選を控えていますが、私個人的には、トランプではなく、他の誰かがやった方がいいんじゃないかと思っています。

「じゃあ、一体誰が大統領をやるというんだ、言ってみろ!!」と言われてしまえば、、、他はサンダースくらいしか知らないので、心底困ってしまいますけどね…。

私的には「トランプ大統領はさっさと隠居して、成金のおじいちゃんに戻ったほうがいいんじゃないの?」と思えてしまいます。

気まぐれなトランプ大統領に翻弄されっぱなしの世界経済ですが、そんなこともあり、改めて長期投資の大切さを身に染みて感じていますという記事です。

長期投資家の利点

トランプ大統領の自由すぎる発言や、中国にたいする厳しい処置を発動するたびに、市場がパニックになっています。

株式や為替の短期売買をされている方はさぞかし大変でしょう。まるでサッカーやバスケットボールのように、投資(投機)でも、瞬間的な判断力が必要になってくるからです。

 

上のチャートは、私がメインの投資先である「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」です。

今年の8月に入ってからのチャートを改めて見てみると、本当にひどいもんですw

窓を開けまくっています。

 

短期売買されている方は、今日は大勝ちしたとしても、明日は、昨日の勝ちが全てふっとんでしまうような大負けをしてしまう、みたいなトレードになっているかもしれません。

しかし長期投資家は、今回のような株価の乱降下を目のあたりにしても、関係ござらんの意思でどっしりと構えていることができます。

長期投資家は、インデックス投資を淡々と積み重ねていくだけなので、今回のような激しい乱降下でさえ特に気にとめる必要はありません。

トランプ大統領の功罪

それにしても、最近のトランプ大統領の暴走は、目に余るものがあります。

 

トランプ大統領は、FRBにたいして前々から利下げ要求をしており、大統領の圧力に屈した形となったFRBは、2019年7月30日「予防的利下げ」と称して、実に10年ぶりの利下げを実施しました。

私個人的には、株価が最高値を更新するなど、米国経済はまだまだ堅調であり、利下げする必要性はないと感じていました。

そして、驚くべきことにトランプ大統領は、利下げした後すぐに、短期間で1%の追加利下げをしろとFRBに要求しています。

いくら利下げをしたところで、経済の根本的な解決にならない、そのことがトランプ大統領は理解していないように思えてしまいます。

そもそも経済が好調の時に利下げをして、利下げ幅がなくなってしまえば、本当の景気後退が来たときに詰みの状態にもなりかねない。

 

そう、日本のように…。

日銀は、景気が良くなっても金利を元に戻さなかったため、現状利下げ幅がなく、まさに打つ手なしの詰んだ状態になっています。

アメリカは日本を悪いお手本として、利下げ幅は残しておく必要がありますし、そもそも利下げをしたからといっても根本的な解決にはなりません。

 

更に8月の第2週目になると、トランプ大統領は、人民元の対ドルレートが下がったのを見て、あろうことか財務省に「為替操作国」を認定してしまう始末です。

これには「トランプ大統領は、ついにボケしまったのか」と思ってしまいました。

後になって「あれは早とちりな行為でした。ごめんちゃい、テヘペロ」ではすまされない。

 

「為替操作国」とは、貿易の競争力を高めるために為替操作をしていると、米国の財務省が認定した国のことですが、中国の人民元低下は、市場の流れにそったものであり為替操作はしていないでしょう。

すぐに制裁処置にはなりませんが、市場に混乱を招くことは間違いありません。案の定、その日のうちにNYダウは大暴落しました。

 

この認定行為そのものは、後々世界的な通貨戦争を招く可能性もあり、大変危険な事態だと思います。

これは、早期決着を望むトランプ大統領が、中国との貿易交渉が思い通りに進んでいないため、ある意味ヤケクソの暴走行為と言えるかもしれません。


中国が歩み寄り

トランプ米大統領は主要7カ国(G7)首脳会議の合間に、中国から通商交渉再開に向けた申し入れがあったことを明らかにした上で、通商協議を再開する方針を表明、合意の実現に期待感を示した。
中国の劉鶴副首相も中国・重慶で行った講演で「われわれは冷静な態度で協議と協力を通じて問題を解決する方針だ。貿易戦争の激化には断固として反対する」とし、「貿易戦争は中国のためにも、米国のためにも、世界の人々のためにもならない」と述べた。

(引用元:ロイター通信)

8月26日になると、突然、中国がアメリカにたいして歩み寄りを見せました。

長期戦の構えを見せていたように思えた中国ですが、自国の経済が悪化していることに嫌気が指したのか、早々に折れる形となりました。

この出来事をうけてNYダウは再び上昇します。

 

仮に、今後アメリカと中国の交渉がスムースに行われるようであれば、米国株式市場は、再び高値を目指していく可能性もあります。

どうなっていくのかは、誰にも読めません。

先の展開が全く読めない中、長期投資家である私は、長期投資の大切さを身に染みて感じている次第です。

まとめ

トランプ大統領には、貿易戦争は武力を伴わない戦争であり、誰のためにもならないことを分かってほしいと思います。

戦争は、相手にダメージを与えますが、自分も大きなダメージを負います。

かつて「アメリカン・ファースト!!」と大きな声で叫び、聴衆を沸かせたトランプ大統領ですが、貿易戦争は世界経済、そして自国の経済にも多大なダメージを与えるため、本当の「アメリカン・ファースト」にはならないことをしっかりと理解してほしいと思います。

高い関税をかけて鎖国化するのではなく、グローバル化が当たり前になった今の世の中では、「戦争」ではなく、正々堂々とした「競争」をしてもらいたいですね。

 

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