投資信託は値下がりしても静観しよう 「投資」であって「投機」ではない


投資信託を購入するときは、未来を予想して商品を購入する必要はありません。

よって投資信託で積み立て投資をしている場合には、一時的に価格が下がったとしても気にする必要はありません。

資産の考え方として、「貯蓄」「投資」「投機」がありますが、投資信託はこの中の「投資」に当てはまります。

FXや小型株、競馬や競艇などのギャンブルがいわゆる「投機」に当たりますが、FXや小型株も、やり方によってはきちんとした「投資」になり得ます。

今回は、

  • 投資信託が値下がりしてしまった場合にも静観すること大切である理由
  • 「貯蓄」「投資」「投機」のそれぞれの違い

以上についてご紹介します。

貯蓄・投資・投機のそれぞれの違いについて

貯蓄、投資、投機、よく目にする言葉だけど明確に説明できる方は少ないのではないでしょうか。

投資を行うにあたって、それぞれの意味の違いをよく理解しておく必要があります。

貯蓄

貯蓄はほとんどの人がしていると思いますが、貯蓄とは「今ある資産を守るためにお金を貯めること」です。

 

ちなみに今現在のメガバンクにおいての普通預金の金利はというと、0.001%とかなり低く設定されています。

 

今は超低金利ですが、昔は普通預金が1.83%という時代もありました。

これは仮に1000万円を銀行に預けた場合には、1年間で18万3千円も増える計算になります。

お金を銀行に預けておくだけで、複利によって、年数が経てば経つほどお金がどんどん増えていくという時代もありました。

 

しかし今の時代は、仮に1000万円を銀行に預けていても、1年間でたったの100円しか増えません。

貯蓄の最大のメリットとしては、預けたお金は決して減ることがないということです。

貯蓄のデメリットとしては、預けたお金は増えないということです。

お金を守るために最適な方法としては、貯蓄が一番ということになります。

投資

投資とは、自分が持っている資産で、利益を生むことを目的とした行動を起こすことです。

しかし投資は貯蓄と違って「リスク」も生じますので、必ずしも利益を生むとは限りません。

会社で新しい設備を導入することも、将来的に利益を生むことを目的とした行動になりますので投資に当たりますが、本当に利益を生むかどうかは分かりません。

また株やFXにおいても、それぞれの会社の経済状況を分析したり、世界情勢などを把握をしたりして、利益を生むことを目的としていますので「投資」に当たります。

 

そのような分析がよく分からないとか、めんどくさいなあと感じる人は、投資信託のように投資をプロに任せて運用することもできます。

私のおすすめは、つみたてNISA(ニーサ)での毎月コツコツの積み立て投資です。

つみたてNISA(ニーサ)には約160種類の商品がありますが、良い商品が揃っていて、商品の選択さえ間違えなければ数十年間ほったらかしで大丈夫です。

ただし、つみたてNISA(ニーサ)にも弱点がありますし、仕組みはしっかりと理解して運営しなければいけません。

 

つみたてNISA(ニーサ)については、

【投資初心者へ】つみたてNISA(ニーサ)をどこよりも分かりやすく解説します

つみたてNISA 長期投資にオススメな投資信託 5選

こちらの記事を参考にしてみてください。

投機

最後に投機について説明します。

投機とは簡単に言うと「ギャンブル」です。

「投機」とはは「機」を見て資金を投入することであり、近い未来を予想する必要があります。

未来がどうなるのかを予測して、〇かかそれとも上か下か等に掛けて、勝てば得をしますし負ければ損をしてしまいます。

投機は勝つか負けるかの勝負ですので、勝負に負けた後には何も残りません。

「投資」と「投機」の違いは、後に残るかどうかです。

 

投資の場合は、例にあげた会社で例えるなら、投資をすることによって利益を生むことができます。

しかし投機の場合はその場限りで後には何も残りません。

株やFXをするにしても、「投機」として行うのではなく将来の利益を見据えた「投資」を行うべきです。


投資信託が値下がりしまった場合は?

2018年12月10日現在、日経平均株価やNYダウの価格がかなり下がっています。

ほとんどの投資信託の商品が、軒並み値下がりしています。

では値下がりしているからといって、すぐに売却してしまった方がいいのでしょうか。

売却を考える前に、まずは投資信託に関するデータを見てください。

 

投資信託を購入する日本人の多くは、2年以内に全て売却してしまうというデータがあります。

しかしそもそも投資信託自体が、1年や2年で売却するためのものではありません。

 

▼下の図はアメリカと日本の個人金融資産の内訳を比べたものになります。

(出展元:https://finalrich.com/fund/fund-first-saving-invest.html)

上の図を見てもらえれば分かるように、日本の場合は現金・預金の割合が50%を超えていますが、アメリカの場合は現金・預金の割合は15%程度です。

アメリカ人は個人資産の約50%を、債券、投資信託、株式に「投資」していることが分かります。

 

国民性の違いもあるかもしれませんが、アメリカは「貯蓄」でも「投機」でもなく、「投資」によって個人資産を増やしています。

日本人の多くは「貯蓄」でひたすらお金を守っていますが、日本の俗にいうお金持ちたちも「投資」によってお金をどんどん生んでいます。

 

基本的に投資信託は、短期売買用の投資ではなく、あくまで長期投資用のものです。

値下がりしたからといって、焦ってすぐに売却するものではありませんし、値上がりしたからといって喜んでもあまり意味がありません。

一喜一憂しても全く意味がないんですよね。

 

もちろんあまりよくない投資信託を購入してしまった場合には、すぐに売却しなければいけないこともあります。

 

▼ちなみに私の親の例です。

投資信託の相談はどこにするの? 私の親が銀行にすすめられた商品を購入

参考にしてみてください。

 

投資信託を始めるときの注意点として、投資信託は基本的にほったらかしで構いませんが、商品を購入したときに、

価格がどうなったときに売却するのか?

最終目標の金額はいくらなのか?

ということを必ず設定しておくべきです。

年利何%が目標であるのかをあらかじめシミュレーションしておくことで、価格の変動でいちいち慌てることがなくなると思います。

 

つみたてNISA(ニーサ)を始めるならSBI証券がおすすめです。
SBI証券[旧イー・トレード証券]

まとめ

所持している投資信託が、例え原価を割ってしまったとしても慌てる必要はありません。

ただし、必ず購入した時に目標を設定しておくことが大切で、目標が設定していないと値下がりした時にどうしていいのか分からず、慌ててしまうことになります。

投資信託を購入時には必ず目標設定をしましょう。

そして私を含めて「投機」ではなく「投資」をしていることを心掛けると良いかもしれません。

これからの日本は、現状のアメリカのように「投資」する時代に突入しています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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