投資信託をすぐに売却してしまう人の5つのダメな思考とは!?


投資信託を購入して、たったの2~3年程度で売却してしまう人がたくさんいます。

基本的に投資信託は、5年、10年、20年といったように、長期で保有することを目的とした投資商品です。

では、なぜ投資信託を2~3年で売却してしまう人が多いのでしょうか。

今回は、投資信託をすぐに売却してしまう人の誤った5つの思考についてご紹介します。

投資信託の平均保有期間は?

2016年における個人投資家の投資信託の平均保有期間は約3.2年ですが、2013年の時の平均保有期間が約2年だったことに比べればだいぶ長くなっています。

その理由として考えられるのは、NISA(ニーサ)やつみたてNISA(ニーサ)が国内に広まり、長期投資の税が優遇されたことが大きいと思います。

 

そもそも投資信託は、2~3年で売却してしまうような商品ではありません。

もちろん、誤った投資信託を購入してしまった場合は、解約して別の投資信託に乗り替える必要があります。

投資信託はいつまで保有すればいいんですか?という質問をよく見かけますが、基本は10年以上の長期保有です。

 

しかし投資信託といってもその商品の数は膨大にありますので、投資初心者の方は、どの投資信託を購入すればいいのかさっぱり分からないのではないかと思います。

そこで当ブログでおすすめしている投資先が、世界経済の指標に連動する「インデックスファンド」もしくは「ETF」です。

インデックスファンドであれば信託報酬(毎年かかる手数料)も安く、完全に放置プレー状態で運用できる長期投資向きの商品だからです。

逆に、することがなさすぎてつまらないというデメリット(?)もありますけどね。

投資信託をすぐに売却してしまうダメな思考

それでは、投資信託をすぐに売却してしまうダメな人の思考パターンをご紹介します。

ちなみに投資を始めた当初の私も、投資信託を購入して元本を割るとすぐに売却してしまう、というダメな投資家の一人でした。

投資信託は初心者向きの投資方法ですが、長期投資向きの商品であることをしっかり理解したうえで購入することが大切です。

1.目標金額を設定していない

投資信託を購入する際には、目標金額をしっかりと設定することが大切です。

ちなみに私がおすすめする商品は、S&P500をベンチマークしたeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)です。

S&P500をベンチマークしたインデックスファンドはいろいろとありますが、eMAXIS Slimシリーズをおすすめする理由は、信託報酬(毎年かかる手数料)が安いからです。

eMAXIS Slimシリーズの詳しい説明は今回は省きますが、S&Pの過去20年間の1年間の平均リターン率は約8%です。

 

年利8%は相当な成績ですが、例えば今後S&Pが年利7%で推移したと仮定して、投資するお金がどのように推移していくのかを検証してみましょう。

 

実際に具体例を出して計算してみます。

1ヵ月3万円を、20年間積み立てたとします。

合計金額は((1 + 年利率)^年数)ー 1)÷ 年利率の計算式で求めることができますので、数値を当てはめて計算してみると、20年間で15627800円になります。

 

いつまでにいくらほしいのか?ということを自分でしっかりと計画を立てて、投資商品を購入する前にあらかじめ目標金額を設定しておくといいと思います。

投資信託をすぐ売却してしまうような人は、目標金額の設定がきちんとできていない人がほとんです。


2.インターネットや雑誌の情報に惑わされてしまう

インターネットや雑誌にはさまざまな情報が載っていますが、それらの情報に惑わされてはいけません。

最初からS&P500等をベンチマークしている「インデックスファンド」を購入すれば、そのような情報には惑わされませんし、関係なく運用することができます。

 

個別株やアクティブファンドの投資信託を購入するから、株価が暴落した時には不安になり、インターネット等で余計な情報を見てしまうんです。

自分の確固たる投資判断、投資ルール等が定まっていれば全く問題ありませんが、そういったルールが定まっていないから惑わされてしまいます。

 

特に5チャンネル等の株掲示板を見てみると「今買うべき個別株」「今後10倍に増える株」等、超胡散臭いスレッドがいくつも立っています。

そもそも5チャンネルなんていうものは、デタラメな情報や、たまたま株で儲けた人達が自慢しているだけの掲示板ですので見たらダメですよ(笑)。

投資信託を購入する時には、自身の確固たる投資判断で購入するようにしましょう。

3.忍耐力が不足している

1年のリターンが7%だと仮定した場合、1ヵ月のリターンは単純に0.58%しか上がらない計算になります。

更に1日で計算すると0.019%ですので、1日単位の値動きを気にすることが全く意味がないことが分かります。

毎日欠かさず株価をチェックする作業は、株やFXを「短期売買」しているデイトレーダーが行うことであり、長期投資が目的である私達が行うことではありません。

4.一喜一憂してしまう

3の忍耐力不足と似ていますが、株価の値動きに対していちいち喜んだり悲しんだりしていても全く意味がありません。

投資の有名な本に著者チャールズ・エリスさんの「敗者のゲーム」という本があります。

敗者のゲームに書かれている内容の中に、株式市場を理解するためには、株式市場を「ミスター・マーケット」「ミスター・バリュー」という2人の登場人物に例えると分かりやすいと記載されています。

ミスター・マーケットはとてもいたずら好きで、予想外の収益や配当、経済対策等をちらつかせていつも投資家を惑わしています。

一方のミスター・バリューは、基本的に感情や幻想は一切なく、常に無表情で財やサービスを提供し続けています。

ミスター・バリューは楽しい仕事ではありませんが、長期的に見た場合は必ずミスター・バリューが勝つことになっています。

株価の値動きに対して一喜一憂することが、いかに無駄なことであるかということが本にも記載されています。


敗者のゲーム原著第6版 [ チャールズ・D.エリス ]

5.投資は短期で行うものだと思い込んでいる

▼下のグラフは、日経TOPIXの年単位で比べたリスクを表したグラフです。

投資のリスクを表したグラフになりますが、上のグラフを見てもらえれば分かる通り、保有期間が長ければ長いほどマイナスリターンがなくなり、確実なプラスリターンになっています。

投資信託は、10年以上の保有でようやく複利効果が表れ始めて、その力が垣間見えるものです。

逆に言えば10年以下の保有では、どちらかというと「投資」ではなく「投機」に近いものになってしまいます。

数十年前は個人投資家が9割を超えていた時代ですが、最近は機関投資家が9割で個人投資家は1割という比率になっています。

そもそも私達個人投資家が、プロ集団である機関投資家に短期売買で勝負を挑んでも勝てるわけがないのです。

まとめ

投資信託をすぐに売却してしまう人の誤った5つの思考とは、

  • 1.目標金額を設定していない
  • 2.インターネットや雑誌の情報に惑わされてしまう
  • 3.忍耐力が不足している
  • 4.一喜一憂してしまう
  • 5.投資で短期で行うものと思っている

投資に対してこのような思考を持っている人は、今すぐ考えを改めるべきだと思います。

投資は自己責任にてお願いします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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