初心者が「投資信託」を買う時に 特に注意するべき3つのポイント


2018年1月から「貯蓄から資産形成へ」のスローガンのもと、つみたてNISA(ニーサ)がスタートしました。

つみたてNISA(ニーサ)の誕生と共に、投資信託も様変わりをして、長期で継続できるような優良な投資信託が続々登場してきています。

今までの投資信託は、というと「銀行の営業マンが老人を騙して手数料の高い投資信託を購入させる」であったり、「投資信託は購入してもあまり儲からない」といったような、あまり良くないイメージがあったかもしれません。

しかしここ最近では、手数料が高いだけのぼったくりのような投資信託は次々と淘汰され、優秀な投資信託が続々登場しています。

個別株やFX等をするよりも、投資初心者にもおすすめの投資先が「投資信託」になりますが、投資信託を購入する際にはどういったことに気をつければいいのか、については初心者では分かりにくいと思います。

今回は投資初心者の方に向けて、投資信託を購入する際に、特に注意するべき3つのポイントについてご紹介していきます。

基準価額を確認する

投資信託には「基準価額」という値段がついています。

株にも「株価」という値段がついていることはご存知だと思いますが、「株価」と投資信託の「基準価額」はそれぞれ意味合いが異なります。

一般的に株価の場合は、需要と供給の市場価値によって値段が決まってきます。

その企業の株を、買いたい人が多くいればその株価は上昇しますし、売りたい人が多くいれば株価は下落します。

 

投資信託の基準価額は、株価のように需要と供給の市場価値で決まるわけではありません。

基準価額を英語に訳すと「value(価値)」となり「価値」に該当するものです。

 

以下は基準価額の計算式になります。

  • 投資信託の基準価額は、純資産総額÷総口数=基準価額 の計算式によって算出できます。
  • 時価総額に、運用コスト等を引いた純資産総額を口数で割った値が基準価額になります。

 

基準価額は、純資産総額と投資家がどれだけその投資信託を購入しているかという口数から導き出されます。

基準価額の算出方法については、意味合いをしっかり理解しなくても「こんな感じなんだ」と軽く流していただいても大丈夫です。

需要と供給では投資信託の基準価額そのものは変わりませんが、当然投資信託に含まれている株価が下がれば基準価額も下がってきます。

 

また投資信託は、多くの株式の集合体のようなものですから、その都度いちいち基準価額を算出することは不可能です。

ですから、投資信託の基準価額が決まるのは1日1回のみと決められています。

投資信託が、株式やFXのように、その日のうちに何回も売ったり買ったりするようなデイトレードができないのはそのためです。

 

▼iFree S&P500インデックス

上のグラフは、投資信託であるiFree S&P500インデックスの、設定来からの基準価額の変化を表したグラフになります。

ここ最近の基準価額の値動きは、どれも激しく上下している感じですが、基準価額ともう一つ着目すべきポイントが純資産額です。

緑色で塗られている箇所が純資産額になりますが、この投資信託は、右肩上がりで順調に投資家から資金が流入していることが分かります。

純資産額が右肩上がりで伸びているということは、多くの投資家から購入されていると判断できます。

なぜ純資産額を見ることが大切であるかというと、純資産額が一定金額より落ちてしまうと、強制的に運用が終了してしまう可能性があるからです。

基準価額以外にも純資産額の流れも、必ずチェックするようにしましょう。


信託報酬(手数料)を確認する

投資信託を購入する際には、必ず信託報酬をチェックするようにしてください。

信託報酬と聞くと、何やら私達が報酬を受け取るように思えますが、全くの逆で、運営会社に私達が支払う手数料になります。

投資信託は、株式や債券等の集合体ですので、それを管理して運用してもらう必要があります。

それらの運用費用が、年間にかかる信託報酬(手数料)になります。

ちなみに私が保有している投資信託は、

  • eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

以上の3つです。

 

▼それぞれの信託報酬は以下の通りです。

投資信託 信託報酬
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) 0.15336%
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式)) 0.1696%
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 0.1728%

 

一般的に投資信託の信託報酬は、0.5~2.0%と言われていますので、私が購入している投資信託の信託報酬は、めちゃくちゃ安いことが分かると思います。

信託報酬は0.1%違うだけで、後々大きく資産に響いてきますので、投資信託を選ぶ際にはできる限り信託報酬の安いものを選ぶようにしましょう。

 

eMAXIS Slimシリーズについては、

eMAXIS Slimが配当込み指数に変更 最強の投資信託になり得るか

こちらの記事も参考にしてみてください。

分配金の有無を確認する

株式の「配当金」のように、投資信託でも「分配金」と呼ばれる形で、私達がお金を受け取ることができるものもあります。

しかし、投資信託の分配金と株式の配当は「似て非なるもの」と覚えておきましょう。

 

株式の配当金は、企業が生み出した利益の中から投資家に支払われるものになります。

儲かっている企業が、私達投資家に還元してくれるお金です。

しかしその企業が配当金を多く出したからといって、株価には直接的な影響はありません。

直接的には影響しませんが、企業が投資家に配当金を出すことによって「買いたい人」が増えることで株価が上昇したりします。

 

一方、投資信託の分配金の場合は、私達が支払っている運用資産から支払われるものになります。

つまり、投資信託が分配金を出すということは、直接基準価額に影響することになります。

 

分配金を受け取れるとお得なような気分になりますが、実はそのお金というのは、元々自分で支払っているお金が返ってきているだけなのです。

一時、分配金を出す投資信託が流行った時期がありますが、基本的には分配金は出さない投資信託を選ぶべきです。

株式の「配当金」と投資信託の「分配金」は、似ているようで全く性質の異なるものですので注意が必要です。

 

投資信託やインデックス投資については、

「投資信託」を初心者に分かりやすく解説「地味な投資」こそが資産を増やす近道

インデックス投資とは? 概要やメリット おすすめの投資先など詳しく紹介

こちらの記事も参考にしてみてください。

 

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まとめ

投資を今までやってことがない人にとって投資と聞くと、「損をするんじゃないか」「難しすぎて私にはできない」と、敬遠している人が多くいると思います。

確かに投資初心者が、個別株で資産を増やしていくことは大変難しいことは事実です。

しかし今は優良な投資信託が続々と誕生していますので、まさに投資に始め時なんじゃないかなと思います。

投資はくれぐれも自己責任にてお願いします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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