「投資信託」を初心者に分かりやすく解説「地味な投資」こそが資産を増やす近道


「投資信託」の仕組みについてしっかり理解できている人は、投資初心者ではありません。

投資初心者にとって「投資信託」は、投資の登竜門と言えるかもしれません。

私たちが一般的に「投資」と聞いて馴染み深いものとしては、「株式投資」「FX」などがあります。

「株式投資」や「FX」はどこぞでよく耳にするし、なんとなく分かるんだけど、「投資信託」のことはよく分からないという人が多いのではないかと思います。

実際に私も株式投資を始めた頃は、「投資信託」と聞いても「何それ?」レベルで、全くのチンプンカンプンでした。

 

ではなぜ「投資信託」は、初心者にとってこれほど馴染みが薄いのでしょうか。

「投資信託」は株式投資やFXと比べると、大変に「地味な投資」なので、メディアに取り上げられることはほとんどありません。

それが世間一般にも認知されていない要因の一つとして考えられます。

しかし投資初心者にとって「投資信託」の「地味な投資」こそが、将来的に資産を増やすことができる最もスタンダードな投資方法であると断言します。

今回は投資の登竜門である 「投資信託」について、分かりやすく解説していきます。

投資信託とは?

「投資信託」の仕組みを理解するためには、「株式投資」についてもしっかりと理解しておく必要があります。

投資の王道は何かと問われれば、多くの人は「株式投資」と答えるでしょう。

株式投資は投資の基礎部分なので、株式投資をしっかり理解した上で「投資信託」を知ることでより理解が深まるはずです。

株式投資

「株式投資」の仕組みは、上場企業の株式を市場で買ったり売ったりすることです。

これから成長していく企業を見極めて株を買うことで、その株を買いたい人が増えて更に株価はどんどん上昇します。

株価が上がれば、その株に投資をしている投資家が恩恵を受けるわけです。

「投資」とは、成長していくものにお金を預けることで利益を得ることを言います。

 

しかし投資初心者が「株式投資」をしたところで、ほとんどの人が儲けることができません。

なぜなら、投資初心者が数年先の成長株を見つけることは至難の業だからです。

 

そして実際に「株式投資」をやってみると分かりますが、選択した個別株によっては激しい値動きをする株も多く、特に初心者はその値動きに惑わされてしまい、すぐに売ったり買ったりしてしまいます。

世の中には株を短期で売買(例えば朝10時に株を買い、その日の14時に買った株を売る)して利益を出している人もいるにはいます。

しかし投資初心者が、株の短期売買をやると(一部の才能ある人を除いて)100%損をします。

なぜならそれは、「プラスサムゲーム」である「投資」ではなく、手数料分マイナスになる「マイナスサムゲーム」である「投機」をやっているからです。

 

いやいやそんなことはない、自分に限っては「投機」をしているんじゃない「投資」をしているんだ、と思うかもしれません。

しかし初心者が「株式投資」で短期売買を行うこと、それはイコール「一か八か」「勝つか負けるか」「裏か表か」の「ギャンブル」をしていることと同じなのです。

ということで初心者には、リスクの高い個別株ではなく、次に解説する「投資信託」をオススメします。

投資信託

「株式投資」の基礎知識を踏まえた上で「投資信託」の説明をします。

(出展元:投資信託協会)

上の画像を参考にしていただければ分かりやすいと思いますが、「投資信託」とは、株式や債券、不動産などの「集合体」を、みんなでお金を集めて運用する仕組みのことです。

どうしてみんなでお金を集める必要があるのかというと、例えば「トヨタ自動車」などの個別株を購入しようとすると数十万円が必要になります。

しかし「投資信託」であれば、投資家からたくさんのお金を集めることで、「トヨタ自動車」などいろいろな企業の株や債券を購入し、「一つの投資信託」として運営することが可能になるわけです。

 

でもみんなのお金を集めて運営するのはありがたいけど、もし仮に運営会社が倒産してしまったり、お金を持ち逃げされてしまったりするリスクはないの?と思うかもしれません。

その辺りのリスクに関しては100%大丈夫です。

「投資信託」は「信託法」という法律でしっかりと守られていますので、関係者に持ち逃げされたり、お金を勝手に他で使われてしまったり、といったような悪事は100%できない仕組みになっています。

 

たまにニュースなどで投資詐欺事件を耳にしますが、それは「投資信託」ではなく非公式の投資話によって起きる事件です。

非公式の怪しい投資話には、たとえ仲の良い知り合いであったとしても絶対に乗らないようにしましょう。

投資信託は地味な投資

「投資信託」と「株式投資」の最大の違いは「分散効果」にあります。

先ほども申し上げた通り、「投資信託」はさまざまな株式や債券などの集合体なので、どこか一つの企業の業績が落ち込んだとしてもそれほど影響はありません。

しかし「株式投資」で「個別株」を購入した場合は、その企業の業績が落ち込んでしまえば100%のダメージを被ってしまいます。

更に「株式投資」は、成長株を見極める先見の明が必要になりますし、個別株をいくつか購入して自らポートフォリオを組み立てていく必要があります。

 

一方「投資信託」の場合は、最初にこそ慎重に商品を選ぶ必要がありますが、その後はファンドマネージャーがまとめて運営してくれるので手間もかかりません。

リスク分散という観点において「個別株」は非常に脆弱ですが、「投資信託」は分母が大きい分「リスク分散」がしっかりとできるわけです。

「投資信託」は分母が大きい分「株式投資」のように一気に儲ける、ということはできません。

「投資信託」の基本は、コツコツと定期的に積み立てていく投資法になるわけですが、株式投資やFXと比べると非常に「地味な投資」と言えるでしょう。

しかしその「地味な投資」こそが、10年、20年後に資産を増やすことができる唯一ともいえる近道なのです。


選ぶべき投資信託の種類

「投資信託」の仕組みと、初心者にオススメである理由はなんとなくお分かりいただけたかと思います。

しかし一概に「投資信託」といっても、その種類は膨大にあります。

どれを選んだらいいのか分からないからといって、間違っても銀行の窓口に行って相談してはいけませんよ(手数料の高い投資信託を買わされるだけです)。

 

続いては「投資信託」の種類と、選ぶべき「投資信託」について簡単に解説します。

アクティブファンド

インデックスファンド

毎月分配型投資信託

テーマ型投資信託

バランス型投資信託

ハイ・イールド債券ファンド

「投資信託」を大きく分けると上記のように分類されます(※アクティブファンドの中に毎月分配型投資信託もあり、完全に分類されているわけではありません)。

さて、ここで選ばない方が良い「投資信託」を下にあげておきます。

 

「毎月分配型投資信託」「テーマ型投資信託」「バランス型投資信託」「ハイ・イールド債券ファンド」は、選択しない方が良いでしょう。

 

「毎月分配型投資信託」は毎月分配金を得ることができるため、今だに人気の高い「投資信託」の一つですが、「投資信託」の分配金は株式投資の配当金とは違い、投資家達の出し合ったお金を排出しているだけです。

投資信託の分配金と株式投資の配当金は似て非なるものですので、将来的に資産を増やすつもりであるなら、「毎月分配型投資信託」を選ぶべきではありません。

詳しくは、初心者が「投資信託」を買う時に 特に注意するべき3つのポイントこちらを参考にしてください。

 

「テーマ型投資信託」は、話題になっているテーマに関連した投資対象、例えば自動運転やオリンピック関連などの株を集めた「投資信託」ですが、株価自体が織り込み済みであることが多く、買った時が既にピークになっている可能性があるため選ばない方がよいでしょう。

 

「バランス型投資信託」は、いかにも初心者向きの「投資信託」のように思えますが、信託報酬(年間にかかる手数料)が高く、複数の資産が組み入れられているためリスクが把握しにくいというデメリットがあります。

 

「ハイ・イールド債券ファンド」も、格付けが低く利回りが高い債券の集合体ですが、破綻リスクが高く選ぶべきでありません。

 

ということで「アクティブファンド」と「インデックスファンド」が残りましたが、当サイトでオススメしている「投資信託」は「インデックスファンド」です。

「インデックスファンド」は、例えばTOPIXやS&P500などの指数に連動するように運用を目指す「投資信託」です。

「アクティブファンド」は、「インデックスファンド」を上回る成績を目指すもので、運用者であるファンドマネージャーが試行錯誤して株式や債券を組み込んでいます。

「アクティブファンド」の最大の弱点は、「インデックスファンド」を上回る成績を目指すという建前上、信託報酬が高く設定されていることにあります。

 

しかし「アククティブファンド」は「インデックスファンド」に8割勝てないというデータがありますので、結局のところ選ぶべき「投資信託」は「インデックスファンド」1択となるわけです。

 

関連記事です。

「インデックスファンド」と「アクティブファンド」については、

アクティブファンドは10年で4割が消滅 インデックスが圧倒的有利

 

インデックス投資については、

インデックス投資とは? 概要やメリット おすすめの投資先など詳しく紹介

初心者がインデックス投資を実践するための分かりやすい道しるべ

 

なお「投資信託」は「NISA(ニーサ)」か「つみたてNISA(ニーサ)」枠でも購入できますので、どちらかの「NISA(ニーサ)」は埋めた方が100%お得です。

 

つみたてNISA(ニーサ)については、

【投資初心者へ】つみたてNISA(ニーサ)をどこよりも分かりやすく解説します

つみたてNISA 長期投資にオススメな投資信託 5選

それぞれの記事を参考にしてみてください。

 

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まとめ

「投資信託」の仕組みは大体ご理解いただけたかと思います。

「投資信託」は投資初心者だけに限らず、多くのベテラン投資家も利用している投資先です。

「投資信託」で長期に渡り、コツコツ積み立て投資をしていくことが、資産を増やす一番の近道だと思います。

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