バンガードETF「VTI」を購入するタイミングについて考察


私は、バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)を毎月購入しています。

「ここだ!」とタイミングを見計らって購入する時もあれば、決まった日に購入する時もあります。

基本的に「ここだ!」というタイミングがない時は、決まった日に購入する、といったルールにしています。

さて今回は、バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)を購入したいけど、タイミングが分からない、という人に向けて、「VTI」を購入するタイミングについて考察してみたいと思います。

「VTI」を購入するタイミング

バンガードが、初めてETFを設定したのは2001年になります。

バンガードはその後、他社を圧倒する低コストのETFを投資家に提供することで、そのシェアを広げ続け、今やブラックロックに次ぐ2位のシェアを獲得するに至ります。

バンガードの戦略は、昔から一貫してシンプルそのもので「低コストのETFを提供する」というものでした

「商品に投資される資金というものは信頼によってついてくるものであり、決して自分達の利益のために行うべきではない、正しいことをしていれば自然とついてくるものである」

これはバンガード社が掲げるコンセプトですが、真に私たち投資家のことを考えてくれている会社だなと感じます。

 

バンガードの「VTI」は、米国の小型株から大型株まで、米国株式市場全体に投資をしているETFになります。

バンガードの「VTI」は、ステート・ストリートの「SPY」、ブラックロックの「IVV」に続く、世界第3位(2019年7月時点)の純資産総額になっています。

世界の株式マーケットを大きく変えたETFですが、続いては、バンガード「VTI」を購入する際のタイミングについて考察していきます。


1.RSI指数

株の売買タイミングの目安として、よく使用される指数に「RSI」というものがあります。

 

RSIの値は、次の計算式により求めることができます。

RSI=値上がり幅の合計÷(値上がり幅の合計+値下がり幅の合計)×100

上の計算式を暗記する必要はありませんが、RSIの意味は、なんとなくで構いませんので、理解しておくといいと思います。

上の計算式からも分かるように、RSIとは、ある期間の中での「値上がり幅の割合」を数値化したものです。

 

例えば、とある株式が5日間の間に、1日目が+5、2日前が+5、3日目が-10、4日目が+10、5日目が-5、という上げ下げをしたとします。

 

それらを、計算式に当てはめると、

値上がり幅の合計(+5+5+10=20)÷(値上がり幅の合計(20)+値下がり幅の合計(-10+-5)=15)=57%

RSIの値は57%という計算結果になります。

RSIの値が、30%を下回っていれば「売られすぎ」で「買い」のサイン、70を上回っていれば「買われすぎ」で「売り」のサインになります。

 

上の画像は、VTIの半年チャートにRSIを表示されたものになります。

RSIを目安にするのであれば、期間は「半年」もしくは「1年」で見るのが丁度良いかと感じます。

 

RSIの値が30%を下回っている箇所で、赤色の縦線を引いてみましたが、悪くない所で購入できていることが分かります。

ただし、将来的には上昇トレンドのため、例えば左側の矢印箇所のRSI値は常に70%を超えていますが、後から見れば普通に買い時でした。

RSIの値はあくまでも「とある期間中の上げ幅割合」なので、購入タイミングの目安にはなりますが、妄信しすぎるのもよくありません。

 

2.水平線ライン

株式投資において、テクニカル分析は役に立たないというのが定説です。

しかしVTIのように、常に上昇トレンドを描いているようなチャートの場合は、投資家に意識されるライン(水平線)は必ず存在し、意味のあるものになります。

どれだけ勢いのある株価でも、必ずいずれかで調整が入り「押し目」を作って再び上昇していきます。

水平線ラインとは、押し目を想定したラインのことです。

 

投資家が意識すると思われる水平線ラインを、4本引いてみました。

140、130、120といったキリの良い数値は、必ず投資家に意識されます。

140、130付近を見てみると、何回か跳ね上がっていることが分かります。

 

120と130の間に引いた水平線の意味は、左側に2つ下山(ダブルボトム)が形成されているため、このラインも投資家に意識されやすいと思ったからです。

では今後は具体的にどう購入していけばいいのか、ということですが、私であれば145付近まで落ちてきたら購入する、といった感じでしょうか。

なぜ水平線ラインの140ではなく145なのかというと、VTIは過去最高値を更新していますので、140の押し目付近まで戻らず反発する可能性が高いと思うからです。

しかし、これはあくまで水平線のみしか考慮しておらず、ファンダメンタルについては全く無視しているため、どうなるのかは世界の経済情勢によるとしか言えません。

水平線ラインを引く意味は、「押し目」を待って買う方法も有効である、ということです。

 

3.決まった日に定期購入

「決まった日に定期購入する」結局のところ、これが一番オススメです。

 

できる限り安く買いたいのは山々ですが、長期投資家の私から言わせれば、今の株価が高かろうが安かろうが数十年経った時に顧みればそんなものは誤差です。

株式投資には「押し目待ちに押し目なし」という有名な格言がありますが、押し目を待っているといつまで経っても押し目は来ず、そのままズルズルと上昇してしまい、結局買う機会を逃してしまうということも多くあります。

VTIは、調整を繰り返しながら上昇していくことは間違いなく、将来的に見れば、今はいつどこで買っても大差がないため、試行錯誤すること自体が無意味とも言えます。

つまり、高値掴みを恐れて「買わないこと」が一番の損失になるため、毎月決まった日に定期購入していくのが、多くの投資家にとって最もベターな選択と言えると思います。

 

しかし、それでもなるべく安く買いたいと思っている私は、タイミングを見計らって投資している次第です。

決まった日に定期購入したり、タイミングを見計らって購入することが面倒な人は、「楽天・全米株式インデックスファンド」などの「投資信託」に積立投資をしましょう。

まとめ

結論としては、VTIは将来的に上昇していく可能性が高いため、購入タイミングについてあまり神経質になる必要はありません。

それでも「できる限り安く購入したい」という思いは、投資家として当然ありますよね。

そんな、私のような強欲な方は、

1.RSI指数

2.水平線ライン

以上2項目を目安にして、購入のタイミングを計ってみるのもいいと思います。

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