「VYM」は株価暴落時に「バイ&ホールド」したい高配当ETF


私は今現在米国インデックス株式を中心に投資をしていますが、個別株は一切保有していません。

昔は個別株をいくつか保有していた時期もありました。

しかし個別株を保有する場合は、リスク分散のために何個か持つ必要があります。更には定期的にポートフォリオを組みなおす必要があるため、それが面倒に感じたからです。

現在は米国ETFを中心として、米国ETFと日本の投資信託の2枚看板でポートフォリオを組み立てていますので、管理が非常に楽ちんです(一部自動売買FXもあります)。

今回は当サイトでもオススメしている米国ETFの中でも、高配当ETFであるバンガード社の「VYM」についてご紹介していきます。

「VYM」とは?

バンガード・米国高配当株式ETF「VYM」は、高い配当利回りの銘柄で構成されている本場アメリカのETFです。

「VYM」の2019年4月現時点での配当利回りは3.11%となっており、他のETFと比べると非常に高い配当利回りとなっています。

ちなみに当サイトでもオススメしている、米国市場に丸ごと投資ができる「VTI」の配当利回りは1.89%、S&P500をベンチマークした「VOO」が1.99%ですので(2019年4月現在)、 「VYM」がいかに高い配当利回りであるかが分かります。

ではなぜ「VYM」の配当利回りが、「VTI」や「VOO」と比べて高いのかということですが、答えは至極簡単で「VYM」に高配当銘柄を多く組み入れているからです。

 

▼上位10銘柄と純資産総額に占める割合(%)

JPモルガン・チェース 3.7%
ジョンソン・エンド・ジョンソン 3.6%
エクソン・モービル 3.5%
ファイザー 2.5%
AT&T 2.4%
シェブロン 2.3%
シスコシステムズ 2.2%
ウェルズ・ファーゴ 2.2%
ベライゾン・コミュニケーションズ 2.1%
インテル 2.1%

上位の銘柄には高配当銘柄が並んでいます。

 

世界200カ国以上で事業展開をしている石油最大手の「エクソン・モービル」の配当利回りは4.01%となっています(2019年4月現在)。

「AT&T」は通信事業最大手の老舗企業で、インターネット接続サービス、携帯電話、地域・長距離通話サービス等を世界各地で提供している企業です。

「AT&T」の配当利回りは6.4%となっています(2019年4月現在)。

「ウェルズ・ファーゴ」は、JPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカ、シティグループに並ぶ金融業界4大手一つです。

2017年には行員の不祥事が続き、金融業界時価総額トップの座を他の企業に譲り渡してしまいましたが、金融業界における地位は今後も揺るぎないでしょう。

金融業界の雄である「ウェルズ・ファーゴ」の配当利回りは3.68%です(2019年4月現在)。

「ベライゾン・コミュニケーションズ」は「AT&T」と同じく、通信事業の最大手企業です。

2019年4月4日には、遂に大容量の5Gに対応したスマホをシカゴ等で開始したと発表しました(韓国のサムスンもほぼ同時に発表しています)。

5Gは、現行品である4Gのおよそ100倍の通信速度を誇り、通信業界は今まさに次世代に突入したと言えそうです。

ちなみに、日本に5Gが普及するのは2020年くらいと言われています。

そんな通信時代の最先端を行く「ベライゾン・コミュニケーションズ」の配当利回りは4.09%です(2019年4月現在)。

 

上位銘柄にこれだけ高配当銘柄が揃っているわけですから、それらで構成されたETFである「VYM」も当然高配当になるわけです。

上位銘柄はいずれも増配を続けている企業ばかりですので、「VYM」が将来的には4%、5%といった、更に高い配当ETFになっていく可能性は大いにあります。


「VYM」は暴落に向けて買い増ししたいETF

上のグラフは「VYM」設定来(2006年)からの株価チャートです。

リーマンショック時は例外なく大きく落ち込んでいますが、その後はわずか2~3年で復活して再び右肩上がりで上昇を続けています。

 

それでは対抗馬である「VTI」と「VYM」を比べてみましょう。

2000年から見た「VTI」と「VYM」を比べたチャートになります。

緑色が「VYM」で青色が「VTI」ですが、残念ながら両者のパフォーマンスにはかなり差がついています。

 

上のグラフは「VYM」と「VTI」のトータルリターンを表したものになります。

「VTI」が256.9%、「VYM」が150.9%ですので、その差は106%もあり、「VYM」の高い配当利回りを考慮したとしても「VTI」にはとても及びません。

 

ということで、今買うのであれば「VYM」の高配当狙いではなく、「VTI」か「VOO」を購入して長期で保有することが、将来的に資産が増大していくための最善の策であると感じます。

「VYM」は将来的に配当金が増配する可能性を秘めていますので、長期的に「バイ&ホールド」していきたいETFといえそうです。

これから起こるであろう暴落時、もしくは2018年12月に起きたような下落時に少しずつ買い増ししていきたいですね。

 

リーマンショック時には「VTI」、「VYM」共に50%ほど下落しています。

「VYM」は金融セクターの割合が高いので、ディフェンシブ銘柄とは言い難いですが、かといって暴落時に対して弱いのかというと、それほど弱いというわけではなく「VTI」と大差はありません。

 

ちなみに「VYM」が高配当ETFといっても、その配当利回りは3%前後ですから特別高いとは言えません。

一般的には、株価が下落すれば配当利回りは上昇します(ただし暴落時は配当金自体が下落しますので、一概には言えませんが)。

現在の3%前後の配当利回りから考慮すれば、今の株価がやや割高といえるでしょう。

私自身のこれからの投資戦略としては、「VTI」や「VOO」でキャピタルゲインを狙い、「VYM」を長期で「バイ&ホールド」してインカムゲインを得る戦略でいきます。

 

配当金がもらえるということは、暴落時の心の拠り所になったりします。

世界的な大暴落時には、例えば1000万年の投資額が500万円に目減りすることになります。

その時に「VYM」のような高配当ETFを保持しておくことで、精神的な心の支えになるでしょう。

 

「VYM」は将来的に増配が見込めるETFでもあるので、株価下落時には買い増していき、長期目線で「バイ&ホールド」していくことで、将来的には安定した高い配当金がもらえるようになるでしょう。

 

米国ETFについては、

米国ETFとは?魅力や注意点などを分かりやすく解説します

こちらの記事を参考にしてみてください。

 

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